ルフィからの共闘の誘いを断ったキッド。
結局最終的には共に戦うことになるんだろうけど、これによって少し戦力が分散してしまったのは事実だ。
ということで今回は以下、キッドの思考について色々な角度から掘り下げていきたい!
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信じる強さvs信じない強さ、キッドの心理について考える!
まずはキッドの動きに対して否定的な立場を取って観察してみよう。
キッドは同盟に対して「もうウンザリだ」といった反応を示した。
これはある意味“信じることの放棄”であり、もっと悪い言い方をすれば「信じることを怖がるようになったビビリ野郎」ともいえる反応。
彼らが受けた経験には同情できるけれども、これは見方によっては明らかな心の弱さだ。
ワンピース950話より引用 同盟を拒むようになったキッド!
対してルフィはチョッパーの治療を信じて、疫災ミイラに自ら飛び込み、多くの囚人たちの心を掴んだ。
体ばかりではなく、心まで囚われていた彼らを開放するにあたってルフィの背中を押したのは、まぎれもなく「仲間(今回はチョッパー)」への信頼にほかならないはずだ!
そして、そのリスクを背負った裏側には「この囚人たちに、自らの意思で判断をさせてみせる!」という確固たる意思があった。
互いを囲む環境も違うから一概には断定できないけど、そういった意味ではルフィはキッドに「信じる力」で勝っている点があると思う。
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キッドの信じない力にも期待したい!
前半ではキッドの振る舞いに否定的な面から観察してみた。
後半では少し違った観点から文章を走らせていきたい!
というのも「仲間意外は誰も信じない」という感覚は、それはそれで新たなる強さを呼び込む可能性があるからだ!
たとえばキッドの最大の相棒であるキラー。
そしてその構成員であるヒートやワイヤー。
外部との信頼関係に絶望した彼らだからこそ、きっと「内部での結束は一段と固くなった」んじゃないだろうか?
そして同時に「誰にも頼らない!」という意識は、時に人を超人に変えることがある。
ルフィのように周りの仲間に支えられて強くなるタイプもいるけれども、たった1人で自分を追い込むことによって成長するタイプの人間だって存在するんだ。
そういった意味では「信じる力」と「信じない力」は対極にありながらも“人を成長させる力になりえる”という点では共通している感じ。
ルフィとキッドは考え方は違っても、不思議と似ている部分も多くあったりする組み合わせ。
この2人に関しては、きっと対比で描かれているであろうだけに、以降のキッドの強さ&成長ぶりにも注目していきたいところだ!!
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