都のチンピラとしての存在感を発揮した錦えもん。
お鶴さんのヒモ的な存在ってことでダメ男なのは間違いないけど、これが判明したことで一連の気持ち悪さが払拭されたと思う!
ということで今回は以下、その「気持ち悪さの正体」について触れていこう!
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剛直なる武人・錦えもん!ワノ国編の「3つの気持ち悪さ」の正体とは?
ここ数話で描かれた錦えもんの様子は以下。
都のチンピラであり、博打や暴力を好むダメ男。それが彼だ。
しかしある意味では豪放・豪快な雰囲気も携えており、不快な人物かといわれると(実際の知り合いだったら迷惑だけど)物語としてはそうでもない。
では、何が彼への印象をそう変化させたのか?
それが今回のテーマなわけだね!
ワンピース960話より引用 印象が変わった錦えもんの様子!
錦えもんにまつわる違和感の正体。
それはひとえに「誤ったブランディングが施されていた」という一言に尽きる。
策士キャラかといえばそうでもない感じなのに、あたかも策士かのような扱いを受けていたこと。
どっちかというと「都のチンピラでもともと頭は悪いんだけど機転は利く男。今回の作戦も頭が悪いなりに頑張って組み立てた!」と見ていけば、全てがスンナリ納得できると思うんだ。
しかし「錦えもんは策士だ!とてつもない戦略家だから、きっとトラファルガー・ローもびっくりの作戦を立てているに違いない!」みたいな印象を与える表現がしばしば見られたことから、本人の器にそぐわないハリボテの人形が出来てしまった。
本来の姿とは違う姿で映されること。
それが錦えもんにまつわる違和感の正体であるといえるだろう!
これはリアルでもいえることで、今回の件をみてバトワンも「正直に意見を述べよう」と、改めて感じたかな!
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勇気ある武人としての錦えもん!
ここ最近の一連の考察において、ワノ国につきまとってきた様々な気持ち悪さが払拭されたと思う。
誤ったブランディングも、無駄に多いシルエット表現も一段落したといえると思う。
第三幕…というタイミングまでこれらの内容がずーっと伏せられていたことは正直、異例だとも感じるかな!
シルエットによってもったいぶった表現や、ミスリードを行うことで意外性を狙う表現はよく用いられる手法だけれども、それらがあまりにオーバーすぎたことによって、これまでのワノ国編には多大な違和感が生じていた。
上記3点の解明は、これらの違和感をだいぶ緩和することに繋がったといえるんじゃないかな!
「やっとシナリオが前に進む!」
そう感じた読者はとても多かったに違いない!
ワンピースはこれから面白くなってきそうだね!
ワンピース961話より引用 頭が悪そうだけど、それが確定したことで株が上がった錦えもん!
この「3つの気持ち悪さ」が払拭されたことで、ワノ国編はかなり前進したといえると思う。
光月侍たちがメソメソウジウジしまくって頼りなく感じたのも、すべて「侍が強すぎる」と、過剰な期待感を持たされていたからだ。
侍はまぁまぁ強いけど、これくらいの猛者なら世界中にいくらでもいる。
それこそ「リューマ(ゾンビ)級の侍が、世界政府を寄せ付けないほど(5000人〜10000人とか)大量にいる!」みたいなイメージが先行していたけれども、この期待感がそもそもの間違いだった。
これらは正直少しガッカリする要素でもあったけれども、ワンピースという作品全体を通してみれば作品そのものの品質に致命的なキズがつかなくてよかった…とも受け止められる場面だったりするかな!
ただ、第三幕にしてこれらの要素が払拭された…というのは、立ち上がりとしてはやや遅めな印象。
ここからいかにして巻き返していくのかを楽しみにしていきたいところだ!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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