勇敢なる海の戦士。
それって、他のメンバーに比べれば超絶“漠然とした夢”だと思うんだよね。
船出の時のウソップは、まだ夢のカタチが見えないままで、それでも衝動にかられて飛び出した…って感じだったんだと思う。
2年の年月を経て、少しは夢の形は見えたかな?
【スポンサーリンク】
勇敢な臆病者!ウソップの「幸せの定義」を考えてみよう!
2年の歳月が流れ、見違えるほどたくましくなったウソップ。
腹筋もバッキバキに割れてたし、なにより風格が出てきたよね!
ワンピース61巻より引用 おもいっきり風格を増してきたウソップ!
登場初期の頃からそうだったけど、仲間の中では一番ヘタレポジションだったウソップ。
そんなウソップにとっては、ルフィとの航海はいっそう過酷に感じたはずだ!
もともと体力・基礎戦闘能力のポテンシャルが高いゾロやサンジと比べると、ウソップは体力もあるほうじゃないと思うしさ、キツかったと思うんだよね。
でも、それでもウソップは沢山の試練を超えてきたんだ。
震える足を抑えながらのグランドライン入り。
堂々とした野望を抱えるウソップやゾロも格好いいけど、襲いかかる恐怖を振り払うようにタルの上に足をかけたウソップもかっこいい!
ワンピース12巻より引用 震えながらタルに足をかけるウソップ!
めっちゃ怖かっただろうなぁ、ウソップ。
グランドラインは凶悪な海賊がひしめく場所。
言うなればマフィアの巣窟に乗り込むようなもんだよね、怖くないほうが異常なだけでウソップの反応は自然だと思う!
【スポンサーリンク】
少しづつ見えてきたかな?
最初はとても曖昧な夢だったかもしれないけど、旅をしていくうちに“勇敢なる海の戦士”という概念も固まってきたんじゃないだろうか?
たとえば、リトルガーデンのこのシーン。
ワンピース13巻より引用 ドリーとブロギーの決闘は、ウソップにとってまさに“戦士”だった!
海じゃないけど、ドリーとブロギーの戦う姿はきっと、ウソップの憧れる“戦士”の姿そのものだったんだよね。
ウソップはこんなふうになりたいと思った。
ここできっとウソップは何かしらを掴んだんだよね!
そして、その後の行動にそれはきちんと反映されている!
ルフィとの大喧嘩を越えて
別に戦いたかったわけじゃない。
でも、自分の誇りやプライドを賭けてでも、戦わないといけない場面がある。
それをウソップは学んだんだね。
ワンピース35巻より引用 ウソップとルフィの大げんか!ウソップにとっては相当の決意だ!
ルフィは受けて立つ側だからいいとして、ウソップは挑戦者。
この時のウソップは本気でメリー号を守り抜きたいと思っていたんだ。
その信念を貫くためには、相手が未来の海賊王であっても関係ない。
一世一代の大げんかを仕掛けるに至ったウソップの決意には、そんな背景が感じられてならない!
ウソップの幸せの定義とは?
ウソップにとっての幸せの定義とは何だろう?
ここまではメリー号も含めた一味全員で航海しながら、海を気ままに渡っていくことだったと思う。
でも、ウォーターセブンからエニエス・ロビーの間でウソップは「信念を折る決断」を下したんだよね。
メリー号は置いていく。
信念を持って貫いていくのも凄いことだけど、バトワン的には“信念を折るのもまた信念”だと思っていて。
きっとウソップがこの時へし折った信念と天秤にかけられたものは“仲間とともに過ごす時間”だったんじゃないかな!
良くも悪くもウソップは仲間のことが大好きだ。
だからこそ衝突することもあるし、冗談もいっぱい言って場を盛り上げてくれるんだよね!
きっと、ウソップにとっての幸せは“勇敢なる海の戦士”であることとは別の次元に存在している“仲間とのかけがえのない時間”なんじゃないかな!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!