ルフィが掲げた「友達が腹いっぱいメシを食える世界」というビジョン。
今回はこれについてバトワンなりの考察を入れていきたいと思う。
この世界の作り方は大きく分けて2つあると思うんだけど、さてどっちが本命なんだろうね!
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友達が腹いっぱいメシを食える世界、の作り方について!
「友達が腹いっぱいメシを食える世界」を作るためには、いくつかのことが必要だ。
ひとつは①富める少数派と②貧しい多数派の“開きすぎた格差”を是正すること。
これは、今そこにある危機。現状に応急措置的に対応するためだ。
しかし少しくらい格差を調整するだけでは、しばらくするとまた同じことが起こってしまう。
よって、ルフィが目指す世界を作るならこれと同時に、①富める少数派による政治・統治のシステムを見直させる必要があるはずなんだよね。
弱者から奪いまくるカイドウのような支配の仕方の禁止、ダンスパウダーのように雨を奪うような違法アイテムの禁止。
フレバンス王国のような珀鉛(はくえん)病の悲劇(儲かるからといって人体に害のある珀鉛を採掘し続けた)も、統治システムのバグがもたらした悲劇だといえるだろう。
他にも奴隷オークションだったり、解決しないといけない問題は多くある。
で、これらの問題を解決するためのパターンのひとつとして、以下シャンクスのような感じで五老星と関わっていく方法はあるかもしれない!
ワンピース907話より引用 シャンクスの再登場シーン、政治に介入してる?
シャンクスは四皇という立場でありながら五老星に面会し、何かしら要求をしたりできるっぽい感じ。
ルフィが目的を果たしたいのならシャンクスのように五老星に働きかけ、数々の問題を解決するシステムを作らせる方法は存在するだろう。
この場合は統治する者は今までとは変わらないし、一般市民からしたら“世界がひっくり返った感覚”はないと思うけど、気づかないうちに社会がよくなってる…みたいな感じかな、と思う。
ただ、ルフィにはこのやり方はちょっと周りくどい気もしていて。
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世界がひっくり返してしまうパターン!
世界をひっくり返さずに問題を解決するパターンがあれば、反対に世界がひっくり返してしまうパターンもあると思う。
これは非常に急進的だけど、さてどうだろうね?
以下のカットの対比が今の世界の現状ならば、それぞれの立ち位置がクルっとひっくり返る感じ。
貧しい人たちが(システムの改変で)いきなり裕福になるのは本当に幸せなことなのか?みたいな問いも出てくるよね!
同時に、(いきなり変化させすぎると)豊かな人たちは既得権をがっつり失うことになるわけで、それはまさにドフラミンゴが“天竜人から人間に堕とされた経緯”に近いものがある。
世界をいきなりひっくり返してしまうと、ドフラミンゴと同じような恨みを持つ人々を大量に生み出してしまう問題があるね。
ワンピース57巻より引用 持てる者と持たざる者の対比!
さらに、今の世界政府は長年世界を支配してきたことで「支配のやり方」をよく知ってる人たちだ。
その能力が悪い方にも使われてるのが今…ってことなんだろうけど、では彼らの反対にいる人々はどうか?
長年世界を支配してきたのが世界政府だってことは、その他の人々は“支配のやり方”に関しての知識に乏しい。
極端な話をすると、ひっくり返ったあとの世界において頂点に立った者がアホだった場合、今以上の悲劇を招きかねないのが問題である…といった感じ。
さて、ルフィは「世界をひっくり返す一歩手前」まできてるとは思うんだけど、このあとどのように動いていくのか。
世界をひっくり返す権利をGETしても、それを使って幸せな世界が訪れるとは限らない。
まだルフィの真意は本格的に語られていないわけだけど、今後はそのあたりも踏まえてシナリオを読み勧めていく必要があるのかもしれないね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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