騒ぎの根源は麦わらの一味であり、それを迎撃するオーブンらビッグマム軍の喧騒。
で、そんな喧騒をよそ路地裏でうずくまっている一人の少女がいた…。
そうそう、898話〜899話と、バトワンがウォーリーを探せかのように隅々まで探しまくっていたプリンちゃん…やっといたね。
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喧騒の路地裏、うずくまるプリンの想いについて!
暗い路地裏でうずくまるプリン。
その表情からは光が消え失せ、サンジの挙動に一喜一憂していた彼女と同一人物には思えないほどだった。
「最後のお願い」でサンジに望んだものが口付けだったとしても、そうじゃなかったとしても。
どちらにしても彼女は全ての気力を削ぎ落とされてしまったかのようだった…。これは辛いよね…。
ワンピース900話より引用 喧騒の路地裏、うずくまるプリンの表情…!
バトワンも一応これまで生きてきて、それなりに大失恋と呼べるものをしたことがあるんだけど、そういう時の心理的ダメージはちょっと半端じゃない。
全身から力が抜けるような、見えるもの・聞こえるものの全てが上の空になってしまうような…ちょっと例えようのない感じ。
とにかくエネルギーが枯渇して、何もする気が起きなかったりするんだよね。
プリンちゃんの気持ちに寄り添えば、この苦しみがいかに深いものであるかがわかる…。
901話に向けての考察でも触れたけど、もし彼女が「私も連れて行って!」と言えたならどれだけ良かったことだろう…!
でも、言えないよね。
彼女のこれまで培ってっきたセルフイメージも影響してると思うし、サンジを撃ち殺そうとしてしまったこともあったし…。
もうね、本当に今の状況は「運命が敵に回った」としか言いようがない…。
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喧騒の中で聞こえる声!
今のプリンにとって、喧騒の中で聞こえる声のひとつひとつが「サンジとのわずかな思い出」につながってくると思う。
最後まで素直になれなかったけど、ほんの少しだけの間打ち解けて、ケーキを作ることは出来た。
今のプリンの脳内を埋め尽くしているのは、まさにそういう楽しかった思い出と、それを手放さなくてはならない絶望なんだろう。
出会わなかったことにはしたくないはずだけど、出会わなければこんなに苦しむこともなかった。
しかも現状サンジたちはサニー号に乗って遠ざかりつつある…といった状況。
見送りたいけど見送れないし、行動を起こす気力もない…とても辛い時間を過ごしていることと思う。
ワンピース900話より引用 路地裏に聞こえてくる喧騒は、すべてサンジとの思い出に結び付けられているはず…。
プリンを褒め称える声に対しても「それはサンジさんが…」と、脳内で何度も再生されていることだろう。
これまでのプリンの人物像を見る限り、彼女は今回も運命に流されるまま生きていくことを選んでしまいそうな予感。
それこそ鏡世界でも通ってシフォン辺りが来てでもくれない限り、彼女が悪い運命に打ち勝つ流れはやってこないだろう…。
そしてシフォンは運悪くふんわり島…。
次回の901話ではビッグマムの振る舞いも当然気になるんだけど、プリンの悲しみがどこに収束するのかも注意深く観察していきたいところだ!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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