【ワンピース】因果応報の法則、感謝の念は大切だけどサンジも誰かの恩人なわけで。

世の中はギブアンドテイク。

全てのものは因果応報的な感じで繋がっていると思うし、自分のやってきたことは自分に返ってくるものだと思う。

サンジの中にある“奉仕の精神”は立派だけど、サンジ自身が“因果応報の法則”に気付いていないフシがあるんじゃないだろうか？

因果応報の法則、感謝の念は大切だけどサンジも誰かの恩人なわけで。

良いことをしたら良いことが返ってくるし、悪いことをしたら悪いことが返ってくる…ってよくいうよね。

これに関してバトワンは“必ずしもそうとは限らない”と思ってる。

しかし、完全に“そんなことあり得ない”とは断言できないんだ。

私とあなた、彼と彼女は見えない糸で繋がっていて、一見関係ないように見える部分で関連してたりするものだと思う。

その点サンジは“因果応報の法則”に対して違う考え方を持っているみたいだ。

恩人という概念845
ワンピース845話より引用　サンジの中にある奉仕の精神は一方的なもの？

言語化して表現するのが難しいんだけど、今になって思えば上記のカットとかもそれ。

正直リアルタイムでは見えていなかったんだけど、読み返してわかることもある。

サンジを閉じ込めているのはもしかして“サンジ自身”なんじゃないだろうか？

彼は自分から“自分は一方的に奉仕をすべき”だと思っているフシがあるような気がしてならない。

自分から奴隷になろうとしている…というと聞こえは悪いけど、サンジの中のギブアンドテイクの概念は、ちょっとバランスが悪いような気がするよね。

まぁぶっちゃけジャック達を撤退させたのは“ドレスローザを陥落させたルフィ＆ロー”なだけど、ゾウで解毒作業に当たったのはサンジたち“ぐるわらの一味”だよね。

偶然とはいえ、彼らは連動してミンク族を助けていたんだ。

そして、そのことに対してペコムズはめっちゃ号泣して感謝している！！

81ペコムズ
ワンピース81巻より引用　土下座して感謝を伝えるペコムズ！！

サンジがこれをどう受け止めているかはわかんないんだけど、サンジはやっぱり本人が自覚しないところで、自分でも知らないうちに誰かを助けているんだ。

そして、ミンク族・ゾウの一件はその好例・代表例だといえるだろう！！

サンジは幼少期の経験のせいか“因果応報の法則”に対してのバランス感覚が今のところ悪いから、これを素直に受け止められないんだろう。

知らない内に知らない所で、知らない誰かと知らない誰かが繋がっている。

今回の一件でサンジ奪還が成立するのであれば、サンジの精神面における“因果応報のバランス感覚”に大きな変化が必要になってくるのかもしれない！

「求めてもいいし、ワガママを言ってもいいんだよ」ってことを理解させてあげられる人物は、サンジの前に現れるんだろうか？