おでん回想編における圧倒的勝者、黒炭オロチ。
今回は彼についてバトワンなりの考えを示していきたい。
「オロチむかつく!」「早くぶっ飛ばされてほしい!」という意見も散見される中、バトワンは少し違う角度から作品を見ている!
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大ボスオロチの対応解釈、またはヤマタノオロチの能力について!
圧倒的存在感でオロチを処刑した黒炭オロチ。
なんとなーくノリとしては「約束を裏切ったひどいやつ」という雰囲気に飲まれがちだけれども、ここはオロチの振る舞いが最も正しい。
おでんの「耐えたら助けて宣言」はオロチからしたら何のメリットもない(ちょっと面白いくらい)勝手な申し出であり、それに応じる必要はないんだ。
よってこの約束が破られたからといって、卑怯者呼ばわりされる筋合いはないといえる。
ワンピース972話より引用 圧倒的勝者である黒炭オロチ!
これは日常生活に例えるとわかりやすいだろう。
コンビニに買い物にいって、店員さんに「このお弁当、賞味期限あと2時間なので半額にしてくれませんか?」と要求するとする。
バトワンからいわせれば、これがおでんの立場だ。(なんならとてもお腹を空かせた風貌をしているとしよう)
それに対して店員が「僕じゃわからないので店長に聞いてみて、OKであれば…」と、裏に確認しにいったとしよう。
店長からは「それ1人にやったら全員にやんなきゃダメになるから」という理由でNGをもらった。
そのことをお客さんに説明した結果「何だよ!最後まで責任もって交渉しろよ!こっちは期待するだろ!!」というクレームに発展してしまった…。
しかも交渉してきた当人ばかりではなく、その周りのお客さんもよってたかって店員に「そうだそうだ!こんなにお腹空かせてるんだから可愛そうだろ!」と怒り始めた。(ワノ国の人々)
厳密にはシチュエーションが違うけれども、要約するとこういう現象が今回の「おでん・オロチ(カイドウ)」の間には起こっていると思う。
いくらおでんが雰囲気・ノリ的に感動的な振る舞いを取り、それに人々が簡単に乗せられたとしても、ここは「オロチの中にある筋」が優先されてしかるべきポイント。
空気感とノリだけで判断する人々が多い中、それを振り切るだけの精神的強さがオロチには…ある!!
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ヤマタノオロチの能力について!
後半ではヤマタノオロチの能力について考えていこう。
彼の能力は幻獣種であるため、マルコにおける蘇生や、デボンにおける変身のような特殊能力が備わっているものと考えられる。
ヤマタノオロチは厳重として「首が8つ」という特性を備えているので、それがそもそも特殊能力のようにも思えるけど、これはあくまで外見的特徴にすぎない(鳥に羽があるようなもの)ので、他にも能力があるものと見ていきたいかな?
ワンピース932話より引用 ヤマタノオロチの能力について考えていこう!
バトワンとしてはヤマタノオロチの能力には「8つの首に1つづつ、違う能力が宿っている」くらいであっても良いと思う。
これであればあのカイドウを相手にしても制御できる(むしろ守ってあげる立場だったしね)と思うし、なによりオロチに実力がないとワノ国編は大変なことになってしまうからだ。
個々の能力は特別トリッキーなものではなくても良い。
ある頭からは炎を吹き、ある頭からは吹雪を吐き、またある頭からは毒を吐く…。
これくらいでも十分協力だし、そういう特性を持っていて良いんじゃないかなって。
また、おでんが「普通のIQを持つ人間なら信じない約束を信じた」ことを踏まえると、ヤマタノオロチの首のひとつには「催眠術や洗脳」のような能力を持っていると、より一段と辻褄が合うことになるだろう。
現在のワノ国における単独の勝者、黒炭オロチ。
彼が悪役であることは揺るがないけれども、それでもオロチの活躍から目が離せない…!!
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