今回も盛り沢山だった90巻のSBS。
このページではそんなSBSの中で語られたひとつのテーマについてバトワンなりの感想・考察を記していこうと思うよ!
ベースとしてはずっと気になっていた「ビッグマムの元・夫たち」のこと!
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奪って捨てる女海賊、歪んだ心が描く目的!
ビッグマムの元・夫たちについて語られたSBSは以下。
読者さんからの質問に対して、尾田先生は「いろんな種族の子供を持つために奪う」というアンサーを返してくれた!
最後に「怖い女です」と追記していることから、マムと元・夫たちの間には一切の愛情はなかった…ってことなんだろう。
現代の僕らが生きる社会の価値観とはやはり違うわけだけど、そこには社会背景によるものの他に「ビッグマム独特の歪み」が関与しているのは間違いないと思う。
ワンピース90巻より引用 尾田先生から返された元・夫についてのアンサー!
世界に名を馳せる大海賊、シャーロット・リンリン。
プリンによると、彼女の夫&元夫は合計43人いるのだとか。
WCI編ではその大半が姿を見せていなかったということは、きっと彼らはビッグマムによって順々に捨てられ、その時その場所において露頭に迷うことになった…ということだろう。
WCI編で壮絶な(感動的な…と表現して良いのかは、かなりセンシティブで難しい)死を遂げたパウンドの情深さは特例のようなもので、彼以降の元夫たちも皆すでにWCIをあとにしていると考えるのが最もナチュラルなところじゃないかな。
ちなみにローラ&シフォン以降に生まれた息子・娘たちの父も含め、結びつけて考える事が出来る既存キャラは皆無。
彼女の元・夫たちは全て、歴史の闇に消えた「語られざる者」だと考えていくのが妥当なはずだ。
さて以下、記事の後半では少し脱線するけど、父パウンドの件も絡めつつこの問題に思いを馳せてみたいと思うよ!
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父としての優しさを示してくれたパウンドのこと!
父としての優しさを示してくれたパウンド。
終始おっちょこちょいでマヌケで、ヘマばっかりな彼だったけど、散り際はその責任を果たすべく、全力で奮闘した。
その全力を持ってして出来たことは「オーブンの足止め」にすぎなかったけど、シフォンたちが逃げるにはそれで充分な時間だった。
いかにも難しいことは考えられなさそうなパウンドだけど、そのぬくもりは偉大なもの。
あの場面はその振る舞いに、涙腺がうるんだことを思い出す!
ワンピース887話より引用 パウンドのぬくもり・優しさが表現されている!
上記のカットとかは特にそうだけど、パウンドの「シフォンへの思い」が伝わってくる場面。
そこに“自分の身の安全”みたいな概念はいっさいなく、ただただ娘と孫の身を案じていた。
その声は大人であるシフォンには届いていなかったようだけど、赤ちゃんであるペッツには呼応するテレパシーのように感じ取られていたみたい。
パウンドの優しい人物像とビッグマムの残忍性はあまりに対象的すぎて、互いに互いを引き立てあっているかのような印象を受けたかも!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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