【ワンピース】対立する価値観、人間と手長族の間の確執と貧困問題について!

対立する価値観が多く描かれるワンピース世界。

魚人と人間の間に描かれた“差別問題”も超デッカイ問題なんだと思うけど、別のところでは別の問題も起こっている。

例えば貧困の国ハラヘッターニャでは、どうやら“力を持たない人間”が、手長族に蹂躙されるのがフツーのようだ!

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対立する価値観、人間と手長族の間の確執と貧困問題について!

ブルックが悪魔王サタン的な感じで降臨してくれたから、なんとか“悪い手長族”を捕まえることが出来た。

しかし、もしブルックが降臨していなかったら、この土地の人々はきっと今でも手長族の脅威に怯え続けていたんじゃないかな?

魚人島では人間が魚人を“攫う側”だったけど、ここでは人間が“攫われる側”であることがニュートラルな力関係だったりするっぽい。


ワンピース60巻より引用 人間を連れ帰って見せ物小屋で稼ぐのが目的だったぽいね!

北極から連れ帰ってきたペンギンを水族館で見世物にするように、彼らは人間を連れ帰りビジネスに使おうとしている。

当たり前かも知んないんだけど、人間が力を持つ土地では人間が支配権を握り、手長族が力を持つ土地では手長族が支配権を握る代表的な一例だといえるだろう!

人間・魚人間の怨恨が簡単には解決できないように、人間・手長族間の怨恨もかなり深刻であることは間違いないと思う!

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ちなみにこの土地には「貧困問題」もまとわりついてる!

ちなみにハラヘッターニャには「貧困問題」もまとわりついてることが判明している。

かなりコミカルに描かれているこの近辺のエピソードだけど、貧困は飢餓・疫病・略奪などを招く重大な問題。

他にも“教育水準の低下”とかも引き寄せてしまうようなきがするよね!

結構楽しげに表現されたハラヘッターニャ周辺のエピソードだけど、誰にも“貧困から抜け出す方法”を教えてもらえなかったと考えられる彼らは、これからどのように生きていくんだろう?

やはりこれからも“悪魔王サタン様”にすがりながら、起こるかもわからない奇跡に祈りを捧げていくんだろうか?


ワンピース60巻より引用 富を得る手段を知らない彼らは、手長族の真似をしようとした!

富を得る手段を知らない彼らは、手長族の真似をしようとした。

もし彼らの土地がこのまま貧困から抜け出せなかったら、彼らも彼らでどんどん悪い方向に走っていってしまいそうだ。

「貧困だったら努力しろよ!」とかって声も聞こえてきそうだけど、ここから先はきっと押し問答だろうね。

  • 「何をどう努力すれば良いかわからねェんだよ!」
  • 「それを考えないからダメなんだよ!」
  • 「考えて行動してるだろ!悪魔王サタン様を必死に拝んでる!」
  • 「幻想にすがるな、現実を見ろ!」
  • 「悪魔王サタン様は現実だろ!人の信仰を汚すな!!」

まぁわかんないけどね、こういうやり取りに発展したりする可能性とかありそう。

この負のループを断ち切るためには誰かが手を差し伸べて貧困問題を解決し、生活を守るための教育を与えるくらいしかバトワン的には解決策が思いつかないところだ。

それでなくてもワンピース世界は色々なところで“支配システム”みたいなのが機能してるし、本当に根が深い問題だよねこれは!

魚人との関係でクローズアップされる差別問題とはまた別に、時にはこっち方面に目を向けてみると、また違ったドラマがありそうな気もする!

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