少年カイドウのエピソードが描かれたことによって比較する要素がふえたカイドウとマム。
この対比を見ていくと、かなりいろいろなことがわかるからめっちゃ面白いよね!
ということで今回は以下、カイドウとマムの2人を比較しながら考察を深めていきたい!
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少年カイドウと幼少マムの比較・対比考察から見えてくるもの!
とにかく凄まじい経歴をもつカイドウとマム。
まずは以下のカット、カイドウから見ていこう。
カイドウは10才の時点である国に使えていて、少年兵として暴れていたっぽい感じ。
以下のカット一連の流れでは、暴れ馬ではあるものの理性的な一面もあり、強力な戦力であったことがわかる。
ワンピース1049話より引用 カイドウは10才にして最強の兵士という呼び声があったようだ!
つぎに、見ていきたいのは以下のマム。
マムもマムで大概強烈なんだけど、このカットではすでにソルソルの実の力を振り回して人々を恐怖に陥れていたようだ。
当時のカイドウはまだ悪魔の実を食べてないから単純比較は出来ないけど、2人ともこういう幼少期を過ごしたらしい。
ちなみにここ、マムの年齢は8才からちょっと経ったくらいみたいだね。
ワンピース868話より引用 利己的に暴れ狂う若き日のリンリン!
10才のカイドウと8才プラスのビッグマム。
こうやってみるとこの2人が相当な驚異として猛威を奮っていたことがわかる。
最新話でこそルフィに破れたカイドウだけど、ここルフィの幼少期と比較してもこの2人の生い立ちは桁外れであると言わなければならない!
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似たような人間を…生み出してしまう?
次に見ていきたいのは彼らをとりまく人の動きだ。
まずはカイドウなんだけど、彼はそのありあまる武力が交渉材料なることから、国によって政府に売られた経緯がある。
以下のカットはまさにそのシーン。
これはカイドウが気の毒っちゃ気の毒なんだけど、これもマムと比較して見ていくとちょっと考えさせられるところがあるんだよね。
ワンピース1049話より引用 この引き渡しによって、さらにいちだんと嫌いになった…て感じなんじゃないかな?
次は以下のビッグマムなんだけど、こっちはマザー・カルメルが世界政府にビッグマムを売ろうとしている。
マム当人は最後まで知らなかったぽいけれどもこれ、みんなはどう考えるかな?
ぜんぜん違う場所で活動しながらも、周りの大人は世界政府に売りつけようとするものばかり。
これは偶然の一致ではなく「武力がモノをいう世の中において、武力を持って生まれてきた子供の宿命」のようにも思えたかな。
すくなくともこの時代において彼らほどの恵まれた武力はそういう大人を引き寄せたり、あるいはそういう発想を抱かせたりしてしまう。
そう考えると、似た者同士になってしまったのも、ロックス海賊団に集結してしまったのもまた「なるべくしてなった」ように思えてきてしまうところだ!
ワンピース867話巻より引用 政府と取引を行うカルメル!
才能というのは誰もが欲しがるものだけれども、過ぎたる才能は大人から目を付けられ売られる材料となる。
またカルメルや王のように売ろうとする者がいれば、世界政府も買おうとしてたわけで、そこもひとつの考察ポイント。
買いたい人がいるから売ろうとする人が生まれてくる原理を踏まえれば、その根幹には世界政府にも遠く責任があるといえるのかもしれないね!
その結果として生まれた反発がカイドウ海賊にしたし、力のあるカイドウやマムはやはり当時力を持っていたロックス海賊団へと必然的に集結することとなった。
この2人の対比を通してみると、そういう背景やワンピース世界全体の抱える構造的な問題みたいなところも軽く見え隠れしてくるように思えるところだ!
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