味方を破滅へ導く男、錦えもん。
彼の行動が“全て演技”ということでない限り、彼は光月一族サイドにとって最大のガンだと思う。(少なくとも今回はその立場に立って観察していく)
今回はパッと見格好良さそうに見せながらも、内容が散々な錦えもんの発言について触れていこう!
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主君の役割不十分、格好つけながらモモの助を力不足と扱った赤鞘九人男について!
まずテーマにしたいのは以下のカット。
このカットはあたかも「赤鞘九人男は光月おでんに忠誠を尽くしてる格好良い侍!」であるかのように描かれている感じ。
しかしその裏側で、彼らは一同反対なしで「モモの助におでん様の後継者たる資格なし」と判断しているように見受けられる。
本当に“光月一族”という血族に忠誠を誓うなら、リアルタイムで生きているモモの助の命をこそ大切にする必要があるんだ。
しかし彼らは(少なくともそれを誘導・煽動する錦えもんは)それよりも、自らのエゴを優先した。
ワンピース959話より引用 自らのエゴを優先した錦えもんと、その意思に引っ張られた赤鞘九人男!
赤鞘九人男がモモの助を見捨てた。
「日和様と生きてくだされ」という、驚くほどに無責任な発言が凄まじかったよね。
目の前にいる守るべきモモの助を放棄しているくせして、自分たちが“忠義の士です”みたいに振る舞っているこの様子。
これは「醜い内面を大義名分で覆い隠している」ような、とても嫌な感じがしたかな!
忠誠心や正義を盾に取れば、べつに何をしても良いわけじゃない…とバトワンは思う。
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モモの助の忠告に耳を傾ける意思なし!
また今回は以下のようなカットもあった。
「お見逃しくださいモモの助様!」
口では敬語を使っているものの、実際には有形力の実力行使をしていたのが印象的だよね。
嫌がるモモの助は、大人であるしのぶによって背後から羽交い締めにされ、身動きがとれないように封殺。
モモの助から投げかけた言葉は、全く耳を傾けてもらえることなく嵐の中に消えていった。
ワンピース959話より引用 モモの助の忠告に耳を傾ける意思なし!
これら一連の流れが「全て演技」という可能性もまだ捨てきれない。
いや、捨てきれないといよりは「捨てたくない」というほうが正確だろうか。
錦えもんや赤鞘九人男の人間性はもうわかった。
これが全て演技だったとしたら、それこそエニエスロビー編での「CP9」を上回るほどの役者ぶりだと言えるだろう!
未来が確定していない以上その可能性は残されているものの、演技であってくれる可能性は極めて低い。
目の前に生きるモモの助への責任を放棄し、自らのエゴを満足させるために(格好つけて正当化しながら)壊滅の道を進もうとする錦えもんと、その仲間たち。
オロチは相当な小物だけれども、彼らが家臣だったのならば国を乗っ取られたのも納得かもしれないよね。
もし彼らの暴走を食い止めるルートがあるとすれば、間接的に「主君として足りない」と見なされたモモの助が、何らかの力(実力行使がベスト)で赤鞘九人男を心服させるほかなさそう。
出来れば「悪魔の実の力で竜人モードになり、1人で全員をなぎ倒す」とか「覇王色の覇気で赤鞘九人男を気絶させる」とか出来れば良いんだけど…。
ルフィたちがいくら手助けしようとしても、自ら死のうとするやつらは助けられない。
以降の錦えもんの暴走がどうなってくるのか…注目して観察していかないとね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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