先週は目一杯本編についての考察をしてきたんだけど、今回はちょっとだけ哲学的というか…精神の話をさせて!
ということで、今回のマリージョア(世界会議)編を読んでいて気付いたことについて、以下に知るいていきたいと思うよ!
今回のテーマは「形のない敵の正体」について、これでいこう!!
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心の闇との向き合い方、形のない敵の正体について!
イム様のシルエットが登場したことによって、権力の階段の最高峰がイメージ出来るようになったここ最近。
なんだけど、彼がラスボスなのかどうか…ってことは、まだまだ疑問に思っていて。
◯【ワンピース】イム様の正体に対する見解、ラスボス候補説について思うこと!
というのも、もはやこの権力構造を確認する限り、イム様を倒そうが五老星を倒そうが、順次繰り上げで次の支配者表れてくるシステムのように思えてならないんだよね。
天竜人を全滅させたとしても、次はその下に世界貴族が控えてるんだ。そう、例えばステリーのように。
ワンピース907話より引用 権力の座に憧れるゴア王国国王・ステリー!
正直、人の心に「権力に対する憧れ」がある限り、その階段を登ろうとする人は後を断たないと思う。
だとしたら、この状況を打開するには…権力に憧れる人物を根こそぎ全滅させるべきなんだろうか?
いやいや、そんなことはさすがに非現実的だし、そもそもそれを実行する人物がいたとしたら、その人物こそ「何の権限があってそんなことやってんだ?」って話になってくると思う。
これはとても難しい問題だね…!
しかしともあれ、上記のことについて煮詰めて煮詰めて考えれば、結局のところ「人という生き物が権力に憧れるのは、本能的に自然なこと」のように思えてきたかも。
要は、その本能的欲求に対する“向き合い方”がポイントになってくるんじゃないかな~!
これまでは天竜人のような「権力の権化」が、ただただ醜いモノのように思えてきた。
しかし、どうやらこういう醜い感情は、誰の胸の内にも(自分の心の中にも)無自覚に存在している…と前提して受け止めていくほうが良さそうな気がする。
そしてこの感情はきっと、人が心を持つ生き物である限り、永遠に消すことは出来ないんだと思う。(イチジ・ニジ・ヨンジ&無敵奴隷くまが脳裏をよぎる…!)
◯【ワンピース】一般市民・人々ってそもそも何だろう?個の集団&集団心理について!
自分の中にある“醜い部分”に対し、上手に付き合っていく技術を持たない人々…。
それが現在の天竜人であり、今のワンピース世界を蝕む最大の“死に至る病”なのかもしれない!
これこそが誰もがその胸の内に秘める「形のない敵の正体」のような気がしてきたかも!
そう考えていくと「心の闇との向き合い方」こそが、今後のテーマのひとつに挙げられてくるような気もするな~!
今の権力がどうして自浄作用を失ってしまったのか。これから人々はどうすべきなのか…。
これから冒険ではルフィ達のドラマを通して、そういうところを汲み取ろうとする方向へと、思考のチャンネルを合わせていくと面白いかもしれないね!
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心の闇とどのように向き合っていくのか?
「心の闇」というフレーズを聞いて思い浮かぶのは、やはり以下ヤミヤミの実の能力者であるマーシャル・D・ティーチだろう!
実際に闇を使って戦闘するティーチだけれども、彼の能力は人の「心の闇」にまで通じているんじゃないだろうか!
醜い心を開放することによって、人はある意味“自由”になれる。
しかし、この自由を自由と呼んで良いのかどうかは、判断が分かれるところだよね。
以下のように「0か1か」の考え方を持つ(バトワンには以下のカットがその隠喩のように見える)黒ひげのようなタイプなら「力があるものこそが自由を執行する権利を持つ!」みたいに考えてそうな感じ。
ワンピース46巻より引用 この場面は黒ひげの両極端な考え方を象徴しているように見える!
思うに、上記の思考は天竜人とかドフラミンゴと同様の性質を持つものだよね。
まず「誰が権力を握るか」の違いがあって、そのフィールドで権力という名の旗を奪い合ってる。
それが現在のワンピース世界だといえると思う。
しかしながら、これだと実は今回の“権力問題”は解決しないと思うんだよね。
というか、モンキー・D・ルフィという男なら「別の解決策」を見い出すような気がするんだけど、どうだろうか!
そのヒントはおそらく、継承されてきた麦わら帽子にあるんじゃないかなー?
長くなっちゃったので続きは後半で触れていくよ!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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