よし、今回はバトワン最大の得意分野である心理考察をしていこう。
おでんの動きは怒りに任せたようにみえるわけだけど、その背景に渦巻く心の流れを捉えていきたい!
理詰めで「◯◯だから☓☓」みたいな考え方も考察の面白みだけど、人間は必ずしも、そう単純には動かない!!
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心理考察・おでんの行動はどこからきたものなのか?
まず最初にチェックしていきたいのは以下のカット。
このシーンはいわずもがな、傷つけられたトキに対しての想いが交錯しているしーんだといえよう。
足を射られたトキに対して「すまない」と思う気持ちもあると思うし、同時に「オロチめよくも!!」という気持ちも混じっていると思う。
これはそういう性質が織り込まれたワンシーンだ。
ワンピース968話より引用 おでんの心境も複雑だね…!
またさらに突き詰めると、こういう事態を招いてしまった錦えもんたちに対しても思うことがあると思う。
それは「おれの家族を危険に晒しやがって!」とかではなく、むしろ「家族を危険に晒してしまって申し訳有りません」という自責の念を抱かせたことに対する後悔だと思う。
つまり、ここでおでんは悲しみや怒りだけではなく、臣下に対してしてしまったことへの責任も感じているといえるだろう!
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怒りをは晴らすための戦い!
つまり今回の対オロチへの殴り込みは、怒りを晴らすための戦い…といった側面が強いと思う。
この怒りという単語の中には「オロチへの怒り、自分への怒り」が両方含まれている。
これらの要素が相まって、おでんはこの行動を取らざるを得なかった。
いや、さらに厳密にいうならば「こう動かなけれればオレはオレではない!!」という感覚だったように感じるかな。
様々な怒りを経由して、自分のアイデンティティへと収束したのがこのシーンだといえるだろう。
ワンピース968話より引用 怒りをは晴らすための戦いになってしまっていた!
しかし精神的な話だけではなく、戦略・軍略のような話をすれば。
今回のおでんの動きは必ずしも得策だったとはいえないだろう。
このような状況になったからこそ、ゆえに冷静に情報収集をしてオロチを討ちにかかるべきだった。
錦えもんからも「オロチに裏から手を回された」というフレーズが出ており、このことからも相手の戦略センスがなかなか良いことがわかると思うんだ。
しかしおでんは怒りのあまりそれを見落としてしまった。
僕たち読者はこのあとおでんが釜茹でにされてしまうことを知ってるけれども、そこに至るまでの英雄・おでんの心理の動きにある程度アタリをつけておくと、シナリオの見方がぜんぜん変わってきてとてもおもしろいかもしれないね!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!