ビッグマムはソルソルの実の能力者ってことで、一年以上前に提示した“ユメユメの実仮説”は盛大に外してしまった。
でも、今回のシナリオに“夢というフレーズ”が散りばめているのは確かだよね!
あの時の予想がハズレてしまったのは残念だけど、ここから再び「夢についての再解釈」を行っていければ!なんて思う!
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悪夢か吉夢か…散りばめられた「夢」というフレーズについての再考察・再解釈!
今回の871話〜872話において、WCI編が最終盤・大詰めに差し掛かったことが確定したと思う。
で、そんな流れの中でもまだまだ飛び交う“夢というフレーズ”は、多くの読者の関心を引いていると思う!
たしかにWCIは一見夢のように見える外見をしているけど、ここまだ誰もが口を揃えてこの単語を口にするのは…何か理由を求めたくなってしまうね!
ワンピース871話より引用 ここまで夢という単語が多用されると、そこに理由を求めたくなってしまう!
上記カットは「なぜ、自分のナワバリから出られると勘違いしてるんだよ!」とかでも充分に通用する場面だった。
でも、あえてマムは夢というフレーズを選んだんだ。
他に「夢という単語」が使われた場面は、以下の3点とかが代表的なところかな?
- 「それっていい夢?悪い夢?」…S・プリン
- 「勝とうなんて夢は見るな!」…S…クラッカー
- 「チョコの町〜!!夢みたいだーっ!!」…ルフィ&チョッパー
全く違う場面で用いられたそれぞれの台詞が、夢という言葉に収束していく不思議!
これは意図しないと起こらない現象だよね、明らかに!!
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「お前らの見る夢は私が決める、それが一番幸せだ!」
この前提を踏まえて気になるのはやはり、尾田先生がなぜこのフレーズをココまで多用したのか?ということ。
これまでのワンピースのリアリティを踏まえると、理由がなければこんなことにはなりくそうな気がするんだよね。
となった時に、この状況はやはり「マムが働きかけた何らかのアプローチの結果」だと考えるのが妥当なような気がしていて。
で、なおかつユメユメの実仮説も機能しないとなれば、今、これらの事実と結び付けられるのは以下のカットとかになってくるんじゃないだろうか!
ワンピース848話より引用 他人の幸せを勝手に決めるのはマムの最大の特徴のひとつ!
他人の幸せを勝手に決めるのはマムの最大の特徴のひとつ。
全体的にマムとその傘下・部下・家族達には、この方針がガッチリ教育されているような気がする!
その結果が“政略結婚”にも現れているといえるし、WCI全体が「夢の町」のように見えるように演出されているのにも影響を与えていそうだ!
マムの「私が幸福を与えてやる!」という価値観に紐づく“私が幸せにしてあげてるんだ、という精神的優位性”が、歪んだ形で反映されたものが、トットランドの正体だったりするのかもしれないね!!
これらのことを踏まえると、ルフィの心は以下の2点に収束してくるような気がしてくるような。
- 「他人の夢の到達点を、お前が勝手に決めるなよ!!」
- 「他人の都合で押し付けられた幸せなんていらねェ!!」
バトワンの感覚だったらどっちもルフィっぽいセリフだと思うんだけど、実際のところどうなるだろうか!
誰もが示し合わせたかのように“夢という単語”を連発する場所、WCI。
ここにはまだ明かされていない、何らかの意図が背後に仕組まれているような気がしてならない!!
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