うわぁ…。
今回の843話を見た最初の感想はコレだった。
いや、多くのワンピースファン、ワンピースクラスタが同じ感想を抱いたんじゃないかな?
こんなサンジの表情…見たことがない!!
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想いの天秤と自己評価、絞り出した苦悩の一手!
人の心を痛めつけるのは必ずしも“苦しい今”だけじゃない。
“楽しかった過去”も、場合によっては人の胸を締め付けるんだ。
今回のサンジの回想シーンには、それがとても鮮烈に表現されていたと思う!
みんなで盃を交わしあったあの日が、サンジにはきっと“遠い昔のこと”のように感じたことだろう!
ワンピース843話より引用 仲間たちとの過去を思い出すサンジ!
この時のサンジの苦悩は筆舌に尽くしがたい!
バトワンはこれまで生きてきて“大切な人と二度と会えなくなる経験”を何度か体験している。
その時込み上げてくる“モノ”は感情だけじゃないと思うんだ。
下っ腹をグッと突き上げてくるような気持ち悪いホルモン的な何か。
後頭部を襲う、冷たい戦慄のような寒気。
全身の細胞のひとつひとつが現実に拒絶反応を起こすような感覚。
これらが同時に反応しつつ、脳内では「もう永遠に会えない」という事実だけが、壊れたテープレコーダーのように何度も再生される感じ。
バトワンはまだ“不可抗力的に”この痛みに出会ったからまだ良かった。
サンジはこの選択を“自分の意思で選んだ”わけだね、これは辛い!!
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恩人の命か、自分の夢か。
極限状態の中で、選んだ。
恩人の命を守りきるのが大切か、それとも自分の夢が大切か。
仲間と共にオールブルーを求めつつ旅をしていくのはとてもやりがいがあったことだろう。
海賊王への階段を駆け上がっていくルフィを支えていくことも、サンジの生き甲斐になっていたはずだ。
それらを手放すと決心したサンジの判断を咎めることなんて、きっと誰にも出来ない。
ワンピース843話より引用 ゼフの命と自分の夢を天秤にかけるサンジ
オールブルーの夢よりも恩人であるオーナー・ゼフを優先する…というのは、2年前バラティエを出た時のサンジと同じ判断。
そしていまは下手すれば「オレ一人が犠牲になれば…」と思っている可能性が高いと思う。
愛情やぬくもりを知らずに育ったからこそ“愛を与えてくれる人”に一層の愛情を返そうとするし、そのためには自分を犠牲にすることも厭(いと)わない。
このままサンジが脱退する…って流れになる可能性もゼロじゃないだけに、一層ハラハラしてしまう展開だね!
しかし、現在サンジに突きつけられているのは、あくまで“その他の可能性”を排除した二者択一話法にすぎないはずだ!
こめかみに突きつけられたピストル。
押し付けられた“断れない二択”に、他の選択肢はないのだろうか?
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バトワン世界の歩き方を追記!
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