【ワンピース】支配の海と自由の海、赤髪シャンクスが四皇に君臨する理由とは?

新世界の海に君臨する皇帝、四皇。

彼らはそれぞれ何かしらの目的を持って行動している。

ビッグマムとカイドウに関しては、ロードポーネグリフを保有していることから、ラフテルを目指している可能性が高いと思うんだよね。

黒ひげに関してもまだまだその目的がボヤけるところだとは思うけど、目指すのはその脅威を世界にしらしめることで“海賊王”になろうとしてるんじゃないかな、って感じに見える。

ただ、赤髪が海に君臨している理由ってよくわからないところだよね?

そこで今回は、赤髪が海に君臨している理由について考えてみたいと思うんだ。

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支配の海と自由の海、赤髪シャンクスが四皇に君臨する理由とは?

赤紙のシャンクスが四皇だってわかった時には「さすがシャンクス!!」って感じだったと思う。

でも、彼の行動を今になって振り返ってみると、四皇ってポジションに少し違和感を感じる部分もあるんだよね。

海賊は自由だ1
ワンピース1巻より引用 海賊は自由だと解釈する赤髪海賊団のクルーたち!めっちゃ楽しそう!!

でさ、上記のカットとかを踏まえると特に感じるんだけど、赤髪海賊団は“自由を謳歌するために海賊やっている”って印象を受ける。

実際に自由にやってはいると思うんだけど、今振り返ってみると“四皇”として君臨し、そのポジションを維持していくというのはわりと“不自由”なことなんじゃないかな?とも思えるんだよね。

単純に自由にやりたいだけなら、それこそ“世界最弱の海”イーストブルーで海賊をやってればいい。

でも、シャンクスはグランドラインの後半も後半、新世界の海に君臨しているんだ。

後に触れるけど、これには“ある理由”が考えられる。

シャンクスは海賊王を目指しているのか?

一応補足しておくと、「シャンクスは海賊王を目指しているのか?」というと、その答えもNOだと断言していいと思うんだよね。

そもそも“海賊王”なんて称号には興味も無い印象を受ける。

海賊王を目指していないんなら、ラフテルを目指しているのか?ってことになるんだけど、それもおそらくはNO。

シャンクスはロジャーの船の見習いとして、既に一度はラフテルに到達しているはずなんだよね。

ロジャーの船の見習い0
ワンピース第0巻より引用 シャンクスとバギーの海賊見習い時代の思い出。歩んできた道程を感じるかも!

シャンクスは(ついでにバギーも)既にラフテルに一度到達しているから、世界の謎を知っているんじゃないかと思うんだよね。

だとしたら、シャンクスは既にラフテルへの行き方を知っているし、目指す必要もないと思うんだ。

つまり、自由にやるだけなら“四皇”なんて肩書は邪魔だし、ラフテルを目指しているわけでもない。

だとしたら、シャンクスは一体何を目的にしてるんだろう?

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四皇として海賊を続けている真の理由とは?

彼が本当に守りたいもの、四皇として海賊を続けている真の理由。

シャンクスは海賊王でもラフテルでもない“何か”を目的としているのは明白だと思うんだよね。

それは、頂上戦争へ疾風の如く現れて、停戦を調停した経緯からも明らか。

59シャンクス
ワンピース59巻より引用 シャンクスは突然現れて頂上戦争を終わらせた!影響力の強さを感じるね!

エースがルフィの兄貴だから、あるいはロジャーの息子だから、その命を助けるために現れたんだろうか?

いや、それだと少し違和感が残る。

シャンクスの元にエースが挨拶に来た時は、“ルフィの兄”として名乗りでたはずだから、そもそもエースがロジャーの息子ということは、シャンクスはこの時点では知らなかったはずだしね。

また、いくらエースがルフィの兄だったとしても、シャンクスの立場になって考えた時に“ルフィの大切な人を助けて回る意味がない”と思うんだ。

ってことは、この頂上戦争を止めに来たのには理由があるはず。

そしてそれが、赤髪が四皇として君臨する理由に直結していると思うんだ。

赤髪が止めなければ、戦争はどうなっていたか?

わざわざ頂上戦争を終わらせに来たということは、「シャンクスが止めなかった時の戦争の結果」をあらかじめ予測して、その結果がシャンクス的にヤバいと思ったから、わざわざ足を運んだんだろう。

赤髪がこの戦争に割って入らなければ、頂上戦争はどのような終結の仕方をしただろうか?

きっと海軍・白ひげ海賊団両軍の被害はめちゃくちゃに拡大したに違いない。

赤髪はこの戦争で“黒ひげが暴走し、更なる力を手にすること”を警戒していたんじゃないだろうか?

七武海が参戦するのは事前に調べればわかることで、赤髪は黒ひげが七武海として頂上戦争に出張ってくることは予見していたに違いない!

また、黒ひげの動向に関して赤髪は、わざわざ白ひげの船に「黒ひげから手を引け」と警告にまで行っている。

シャンクス45
ワンピース45巻より引用 黒ひげから手を引いてもらうべく交渉する赤髪。四皇の名は伊達じゃない!

つまり、赤髪は黒ひげをこれからの時代における重大な脅威であると考えているんだ。

上記カットからも「もしエースがやられたらヤバい」と考えていることがわかるよね。

黒ひげはエースを返り討ちにして、上記カット内でシャンクスが語っている“信頼と名声”を逆用してしまうことを懸念していた。

そして、実際その通りになってしまった。

「黒ひげ時代の到来を防ぐこと」が、四皇として君臨し続ける大きな理由となっているような気がする。

赤髪の目に傷を負わせ、白ひげ海賊団に長年潜伏し、力を得た海賊・黒ひげ。

彼の作ろうとする時代がシャンクスの理想とする時代とは正反対のところにあるのかもしれない!

“海を自由に冒険したい”と願う海賊と“海を力で支配したい”と考える海賊。

きっとロジャーは前者だし、シャンクスもそうだと思うんだ。

そして黒ひげは“海の支配”を目指しており、シャンクスはそれを知っている。

シャンクスは黒ひげを相当に危険視しており「放っておけば自由な海は奪われてしまう」と見ているのかもしれないね!

世界の海を支配して、恐怖に陥れようとする可能性が極めて高い黒ひげだからこそ、シャンクスは彼を危険視し、「黒ひげにだけは、この海を自由にさせるわけにはいかない!」と決断したんじゃないかな?

これから先の四皇編で、シャンクスと黒ひげの衝突などが描かれる可能性もあるし、まだまだ気になるイベントは盛り沢山!

赤髪のシャンクスの真意が明かされる日が楽しみで仕方ないね!

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