戦いの中でルフィに勝利したカイドウ。
しかしその勝ち方には、強い後悔の色がにじみでているかのようだった!
今回は以下、1013話で描かれたカイドウの振る舞いについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたい!
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敗戦の記憶、カイドウのしくじりが意味するものとは?
まず最初にチェックしたいのは以下のカット。
戦いにおいてはルフィに完全勝利したかのように見えたカイドウだけれども、その様子はむしろ敗北したかのようにすら見えてしまうところ。
顔をいきおいよくバチンと抑え、ルフィの首を斬らなかったことを公開するカイドウ。
ここには、自らの失敗を回顧するニュアンスが含まれているね!
ワンピース1013話より引用 自らの失敗を回顧するニュアンスが含まれている!
通常ならば、あの勝ち方をすれば後悔などすることはないはず。
これまでの敵であれば、きっとこれで勝ちを確信していたことだろう。
しかしここでこれほどまでに悔やんでいるということは、おそらく過去に「トドメを刺さずに失敗した経験」があるからだと見ていきたいかな!
しかもトドメとは高いところから突き落とす…くらいのものではなく、首を切って再生不能にするところまでもっていってはじめて…といった感じ。
おそらくながら、これは“彼よりも格上の人物”との戦いの記憶がそうさせていると考えられる。
だとすると、やはりカイドウは「過去にロジャーをいいところまで追い詰めて、トドメを刺さなかったがために逆転負けした」みたいな経験を持っているように感じるかな!
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窮地ほど笑い、笑うほどに強くなる…!
この流れを確認する紐付けたくなるものも色々あるんだけど、ここ最近では以下のカットと周辺の流れがダントツ。
ここでカイドウはルフィをみて「窮地ほど笑い、笑うほどに強くなる…!」といった旨の言葉を口にしている。
これも当然、なにかを思い出していないとこのような言葉はでて来ないよね。
つまりカイドウはルフィの姿を見て、何者かとその面影を重ねている…ということだ!
ワンピース908話より引用 窮地ほど笑い、笑うほどに強くなる…!
○【ワンピース】心理考察:窮地ほど笑い、笑うほどに強くなる…!
以前の考察でも触れたけど、この時のカイドウが思い浮かべている人物はかなり限られていると思う。
あえて人物名をあげるなら、ロジャー、シャンクス、おでん、ロックス…の4人くらいしか候補はいないだろう。
そしてその中でもダントツに可能性が高いのがロジャーだよね、ルフィと重ねるにしても彼が一番近い雰囲気を持っている!
このことを踏まえると、カイドウは一度ロジャーに勝利するところまでいったものの、トドメを刺しそこねたことで逆転勝利を許してしまった…といった背景があるように見えるかな!
新情報の補足によって結論が変わってくることもあると思うけど、おそらくこれはかなり有力な考え方のひとつだといえると思う!!
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