今回の919話で描かれたテーマのひとつ「教育の操作・偏り」のこと。
これについては色々と考えさせられる部分が多くて、すでに何回も読み返した。
結構深いテーマだよねー、これ。気付かずにニセの歴史を学ばされている可能性について考えるとなんか怖い!!
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教育の操作・偏りについて&赤ざや九人男のこと!
善悪は立場によって入れ替わるもの。
これはワンピースの世界観において常に表現されていたことなんだけど、ワノ国においては「光月家vs黒炭家」の関係に、同様の作用が働いているようだ。
学校?寺子屋?の先生は、子供たちに「鎖国は善で、開国は悪」と教え込み、子供たちはそのことを「疑う余地もなく」信じ込んでいる!
ワンピース919話より引用 疑う余地もなく信じ込んでいる子供たち!
ワンピース世界、ワノ国における鎖国・開国という行為がどのような意味を持つのかはわからない。
なんだけど、少なくともワノ国の子供たちに対しては「鎖国=国の平和を守ること」という価値観を、けっこう強めに刷り込んでいる印象が強いかな。
以下の“優等生っぽい子”とかも自慢げに「鎖国=悪いこと」と、記憶したことを語っているけど…。
覚え込まされた「前提そのもの」に対する疑いは一切ないみたいだ。
ワンピース919話より引用 自慢げに「鎖国=悪いこと」と語る優等生っぽい子!
いかに学校の成績がよくとも、覚え込まされている前提そのものに誤りや偏りがあれば、それは公平な教育とはいえないと思う。
バトワンの価値観ではまだ現時点では
開国されたら困る大きな理由などがあるのだろうか?
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ただ、鎖国していれば平和な地域は平和であることもまた事実?
ただ、ここで見落としてはならないのは「鎖国していれば、平和な地域は平和である」という事実。
この学校もそうだったけど、花の都や今のところ秩序にあふれていて、子供たちも幸せそうではあると思う。
仮に教育に歪みがあったとしても、毎日を楽しく過ごせている子供たちがいることも確かだし、もし開国の志をここに持ち込んで盛大に暴れてしまったら、その幸せを壊してしまう可能性も生じるから難しいところ!
ワンピース919話より引用 幸せな人々が多くいるのも事実だ!
花の都の人々&子供たちが幸せそうに見えるからといって、おこぼれ町の人々&子供たちをないがしろにしていいとは思わない。
しかし、この両属性を持つ人々のグループの間には、何か対極的なものを感じるところがあったかも知れないね!
この2種類の人々の方針がひとつの方向に向かってくれれば話が早いんだけど…そう簡単にいくだろうか?
謎めく「赤さや九人男」について!
で、ラストにそんな教育の最中に登場した「赤さや九人男」というフレーズについて触れていきたいと思う!
となると、20年前に処刑されたはずの光月家の家臣…とかが、その候補に上がってくる感じだろうか?
ワンピース919話より引用 「赤さや九人男」とは誰のことなんだろうね!
時を超えて現代医やってきたモモの助、錦えもん、カン十郎、雷ぞう、お菊ちゃん(?)の5人は「赤さや」にカウントされる最有力候補。
だとするならば、当時あと4人くらい有力な家臣がいた…ってことなのかなー?
おでん様の奥方の「九つの影の予言」もあるし、このあたり一気に謎が吹き出してきた感じで面白いね!!
以降、これらが意味する内容が何を指し示してくるのか…楽しみに追っていきたい!!
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