今回の828話でバトワンが気になっていたポイントについてようやく触れていこうと思う!
意外にスンナリ受け入れた人もいるとは思うんだけど、バトワンとしては“ジェルマ66が表に出てきた理由”が不可解で仕方ない!
彼らが表に出てきた理由とは一体何なのだろうか?
考察を入れていくことで、ある仮説が浮かび上がってきた!
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新世界政府の設立の狙い、サンジを植物状態にしてでも。
何はともあれ以下のカット。
これまでジェルマ66は“空想上の悪の軍隊”として、影で暗躍していたはずなのに、この場面ではその存在が人々に広く知れ渡っている。
ワンピース828話より引用 ジェルマ66が表に出てきた?なぜ?
これまでは世界経済新聞(世経)の英雄物語“海の戦士ソラ”の敵役として描かれてきたわけで“ジェルマ66は本当は存在しない軍隊”として人々に認知されてきたはずだ。
麦わらの一味の中で特に情報通なのはロビンとナミだと思うんだけど、あのナミですら“作り話”って信じこんできたわけだから、世の中の人は大抵ナミと同じ見解だったと思うんだよね。
ワンピース81巻より引用 ナミだってこう解釈してる!
つまり、このナミの発言と、ブロックコリー島の人々の行動は矛盾しているってことになる。
いや、厳密にいうとけっこうタイムリーなタイミングで“状況が変わった”って感じなんじゃないかな?
だとすると、どのような状況からどのような状況に変わったんだろうか?
ジェルマ66は宿主を変えようとしている?
別のページでも触れてきたんだけど、これまでのジェルマが“世界政府”に寄生する形で暗躍してきたのは間違いないと思う。
北の海を武力で制したってことはやっぱり無法者に近い感じだと思うし、世界政府からその存在を“作り話”として世界に認知させてもらっていたこともその裏付けになる。
さらには、世界会議(レヴェリー)での発言権もあるわけだし、これは揺るがない事実なはずだ!
ワンピース826話より引用 ジェルマは国土を持たないのに世界会議(レヴェリー)での発言権がある!
今の世界秩序が続くなら、あえて彼らが表に出る必要はないわけなんだけど、ここにきてジェルマは政府が作ってくれた“作り話という名の隠れ蓑(かくれみの)”を自らの手で剥ぎとった!
これはジェルマ内に大きな動きがあることを示しているし、それはサンジの結婚と時期を同じくしている。
よって、ジェルマ66は“世界政府からビッグマムへ、宿主を変えようとしている”と考えることが出来るはずだ!
で、ジェルマが宿主を変えるってことは、現状維持or今よりも良い状態を作る必要に迫られたからだと思うんだよね。
世界政府についていて“これからも安泰”ってことであれば、わざわざ宿主を変える必要が無いんだから。
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高まる世界政府への“不信任”の念
作中の色々なところで語られてはいるんだけど、そろそろ世界政府はこれまで続けてきた支配体制を維持できなくなってきているはず。
ドレスローザ陥落に伴って革命軍は“ドフラミンゴの武器の密売リスト”を入手したわけなんだけど、似たようなタイミングで八宝水軍も行動していたんだよね。
今回のドレスローザ陥落で、その“現世界政府に対する不信任”が極限まで高まったんじゃないかな?
ワンピース823話より引用 コイツとかも“不信任”を突き付けにいくんじゃないかな?
これは勝手な予想だけど、この中華風の男も、世界政府に不信任を突き付けに行きそうな気がしてたりする。
今回の世界会議で世界政府の支配体制にヒビが入れば、次は脱退国が続出するのは明らか。
ジェルマ66は“これまで統一されていた世界が一度バラバラになる”という未来を予想しているのかもしれない!
そうなった時に、ビッグマムとジェルマ66を中心とした“新世界政府の樹立”を狙っているからこそ、世界会議を前にフライング気味で表に出たんじゃないだろうか!
そして、このシナリオが的中しているならば、ジェルマ66は既に“引くに引けない段階”に差し掛かっている!
何がなんでもサンジは縁談に利用する!
このような展開が背後に隠されていたとするならば、ジェルマ66はもはや“何がなんでもサンジは縁談に利用しなくてはならない”って状況になっているはずだ。
新世界政府の樹立にビッグマムとの血縁関係が必要で、それが絶対条件ならば、サンジの想いがどうあろうとジェルマはサンジを帰すわけにはいかない。
それこそ、洗脳してでも薬漬けにしてでも、ビッグマムとの政治的関係を最重要視するんじゃないかな?
グル眉の向きがサンジだけ逆なのは“母親が違ったから”みたいな理由があるかもしれない。
それを抜きにしても、幼い頃に家を飛び出した息子であれば、他の息子よりも手段を選ばず利用しやすいと思うんだよね。
絶対に見たくはないけど、サンジが心ない人形にされてしまう未来も、少なからずあるかもしれない!
ワンピース828話より引用 ジェルマの一般兵は痛みも恐怖も感じない兵隊なのか?
ジェルマ兵(戦闘員)は、イチジが「壁」とつぶやくだけでその命を賭して壁となり、果てた。
痛みを恐れるならこんな行動は取りにくいし、家族との記憶があるならもっと躊躇するはず。
よって、このジェルマ兵は「痛みも記憶も失っている」という可能性が浮上してくると思うんだ。
もしこの科学テクノロジーがジェルマ66にあるとしたらサンジは…。
幸い、現828話の時点では、プリンが“サンジと会った”と打ち明けてくれている。
この発言が嘘でなければ、少なくともプリンと会ったその日まではサンジは無事な状態だったはず。
次回の829話で語られるかどうかは不明だけど、サンジの安否が気になって仕方ない!
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