【ワンピース】出会ってすぐに密着、日和がベタベタしだした事情・その2!

ゾロに出会って驚くべき速度で心を開き、ベタベタと媚びるように抱きついたり触ったりしてくる光月日和という存在。

リアルの世界でこんな女の人がいたら、間違いなく怪しく、詐欺の勧誘とか悪い客引きとか、そういう印象を受けてしまうところだ。

しかし現在のワノ国編では何事もなくシナリオが進行中。

上記の行動分析のほうが人間的に自然なバックグラウンドだけれども、今回は「日和は天然でとっても良い子なんだよ!」という幸せな発想をシナリオにを持ち込むために可能な理屈をこねくり回してみたい!

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出会ってすぐに密着、日和がベタベタしだした事情・その2!

ここでは「日和の立場に立って考えること」が必要となってくる感じ。

自分が光月一族の生き残りであり、バレれば殺害されるであろう身の上であること。

さらに日和としてだけでなく、小紫としても追っ手がかかっている“二重の指名手配”になっていること。

この状況下で彼女は「見ず知らずの男(ゾロ)」にアッサリと素性を明かし、以降あらゆる手段を用いてゾロにまとわりつくようにボディタッチを繰り返した。

リアルの女の子に照らし合わせてみると明らかなように、これは通常の「女の子の行動」としては明らかに不自然な行為だといえるだろう!

例えば通勤・通学の際にすれ違った初対面の男性に突然に声をかけ、自分の名前だけではなく簡単に知られてはならない事情までをも暴露し、隙あらばこちらの体をベタベタと触ってくる。そんな女。

こんな女性はリアルなら完全に不審者なんだけど、このテーマではそれを正当化する要素が求められる感じだ!(リアルでこんな女に出会った人はどのくらいいるだろうか?)


ワンピース939話より引用 日和のベタベタを正当化する要素は?

これらの観点から上記のカットを観察すると、彼女の迂闊さ・軽率さは相当なもの…ということがわかる。

これはどう考えても簡単には覆せない、とても自然な分析だ。

しかしその“固定概念”をひっくり返すとしたら、悪魔の実の能力に頼るしかないだろう!

ここで当初から指摘している「日和=トキトキの実の能力者」という仮説を当てはめてみたい!

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トキトキの実の能力では「わりと先の未来」が見える?

WCI編にてルフィは“少し先の未来”を見る見聞色を会得した。

このことが解釈を少しややこしくしてるんだけど、未来を見る方法は見聞色だけではないかもしれない。

たとえば日和がトキトキの実の能力を継承しており、見聞色の覇気よりも遠く、広く未来を見通すことが出来たとしたら。

そしてその能力を用いることで「ゾロが味方であることを確信していた」と考えれば、前半に述べた違和感は一応クリア出来る。

彼女がトキトキの実で予見・予知した未来に登場する救世主の一人の特徴がゾロと一致していたとしたら。

ゾロの顔や容姿の全てを予知で先見することが出来ていなくとも、悪魔の実の能力により「刀3本、緑髪の男がワノ国を救う」くらいの情報を得られていたら?

以下のカットではゾロが味方であることを確信していないかのようだけど、これに関しても上記のように断片的な情報しか得られていなかったと仮定すれば説明がつく範疇かと思えるかも!


ワンピース939話より引用 日和は断片的な情報しか得られていなかった?

以前提示した「日和=トキトキの実の能力者説」は、今となっては様々な角度からが補強されてきている現状。

ただ、ここで興味深いのは「日和がトキトキの実を継承していたとしても、その能力は未だ不明であり、具体的にシナリオのどの部分に影響を与えているのかは定めにくい」というポイントだろう。

彼女がトキトキの実の能力者であるべき理由については複数の味方が重なり合って存在しており、同じ結論に収束しようともたどるプロセスによって解釈が異なってくる。(同時に、結論を的中させようともプロセスに言及できていなければ的中とは呼べない段階に差し掛かってきている)

もちろん尾田先生が「日和=トキトキ」という最もわかりやすいルートを外してくる可能性はおおいにあれど、現状ではこの前提をベースにして多角的に考察していくのは面白い考え方のひとつだろうね!

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