ロジャーの登場によってかなり盛り上がってきたワンピース。
今回は最終回に向けての考え方というか、バトワンがどのようにワンピースを見ているのかの部分を示していきたいと思うよ!
これからは主に、伏線回収のフェイズになっていく可能性が高いだろうね!
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最終回に向けて迫る伏線回収のフェイズ、バトワンはワンピースをどう読んでいるか?
これまで様々な伏線とその回収を見せて読者を感動させてくれたワンピース。
そんなワンピースも最終回に向けて突っ走り始めた感じが出てきたよね!
退屈だった第一幕・第二幕も、今思えば「WCI編とワノ国編の接続にメリハリを持たせるため」という側面もありながら、同時に「最終回の幕開けに向けての前フリ」的な側面もあったと思うし、仕方ないといえば仕方ないシナリオ展開だったのかもしれない。
ともあれ第三幕での盛り上がりはかなりトップスピードに乗っているので、第一幕・第二幕が過ぎ去った今となれば「必要な退屈」だった気がするね!
ワンピース966話より引用 トップスピードに入ってきたワンピース!
そしてこれから僕たちは「ワンピースを1巻から読み返す時期」に突入する必要があると思う。
というのも、以降の展開は最終盤に向けて、過去シナリオの伏線を回収するフェイズに突入していく可能性が高いからだ。
新しく用意される伏線はあくまで単体のエピソード内におけるものが主体になってくるので、もっと大きな枠組みで考えるなら過去の読み返しは必要なところ。
最終シナリオは「過去シナリオ全てをひっくるめたうえでの結論」になってくるので、今後はそのことを意識しておきたい!
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最終シナリオについて思うこと!
後半では最終シナリオについて思うことを示していきたい。
以下では少し否定的な意見も述べていくけど、バトワンはそれこそワンピース連載開始のあの日からずっと愛読してきて今も大ファンなので、その点をあらかじめ前置きしておきたいと思う。
で、これからのワンピース最終盤には、正直いって少し不安を感じている部分もあるんだ。
WCI編までは尾田先生に対してずっと最大限の信頼をしてきたんだけれども、ワノ国編第一幕・第二幕では、その信頼に揺らぎが生じてしまった。
現在のジャンプの作家では藤本タツキ先生とワニ先生(吾峠先生)のほうがストーリー性を重視してくれているように感じてしまうし、ワンピースはアンパンマン化してしまっている(ワンピースのキャラを使ってアンパンマンをリメイクしているみたいな)印象のほうが強い。
この事象は今もなお、バトワンに「ワンピースは変わってしまったのか?」という問いを突きつけ続けている…!!
そして前半で述べたように、最終盤では「新たに伏線を張る」というのが難しくなってきてしまうという性質があるのも事実なんだ。
ワンピースが変わってしまっていなければ最終シナリオは素晴らしいものになると思う。
しかし変わってしまっていたとしたら、きっと以下のような懸念材料が生じてくることだろう。
最終シナリオは新たな伏線が張りにくいため、このような薄っぺらな技術に頼りがちになってしまう可能性が否めない。
もちろん「◯◯が再登場した!」とか「◯◯が強ェ!」っていうのも盛り上がるポイントではあるんだけど、ワンピースという作品はこれを繰り返すだけの作品じゃなかったはずなんだ。
最も重要なのは「本編シナリオがいかにドラマティックであるか?」という部分になってくるし、WCI編ではそれが最大化したからこそ絶大な支持を集めていたんだと思う。
伏線や過去要素はメインではない。
あくまで主役である「ドラマ」を引き立てるための飾りに過ぎないんだ。
マジシャンがタネ明かしをしてしまうと、見ている側からは「こういう仕組みだったのか!」と瞬間の驚きは得られるものの、その後はそのマジックが面白くなってしまう。
さすがに以降のワンピースが全般的に「一切のドラマをかなぐり捨てて種明かしに終始してしまう」ということはないと思うけど、その配分次第では作品の評価にも影響が出てきてしまうかも。
「終わりよければ全てよし」という言葉があるけれども、今はこの言葉が少しだけ怖く感じてしまっていることを、ここに打ち明けておきたいかな!
ただし同時に第三幕はかなり好調に進んでいるので、この調子でもう一度、心からワンピースを信頼して読めるようなシナリオ展開になってほしいと強く願いたいと思う!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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