ぬくもりに満ち溢れた温かい記憶。
今回のビッグマムはまるで、木漏れ日のような柔らかな日差しを感じるように、甘みに誘われて昇天しそうな感じの雰囲気だった。
ラストの「ごちそう様っ♡」の一言をつぶやいた時の彼女の心境は、四皇ビッグマムのソレではなく、幸せに包まれていた「リンリンという一人の少女」のものだったと思う。
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果たされたひとつの夢、ハートが満たされた先に待つものとは?
ということで以下、個人的な考えを示していこうと思うんだけど、この内容は以下の考察の延長線上にあるもの。
◯【ワンピース】濃厚でリスキー、生まれて2回めの甘さが呼び込む不測の事態!
バトワンとしては「夢の終わり」には3つのパターンがあると思うんだ。
ワンピース900話より引用 あの時の幸せの味がフラッシュバックする!これはある意味「夢の実現」だったり?
多くの場合、夢が終わりを迎える時は以下の3パターン。
多くの場合、夢が死ぬのは上記の3種類のいずれかの状況に置かれた時。
そして今回のビッグマムに関しては「夢が達成された瞬間」という条件が満たされたように思えるんだよね。
「全ての種族が差別なく暮らす国」だったり「同じ目線で食卓を囲むこと」を目指していたマム。
しかし、それもこれも根底には「羊の家の幸せな思い出」を再現したい…みたいな気持ちがあったからなんじゃないのかな?
羊の家の幸せな思い出を再現するために、差別なく暮らせる(羊の家のような)国が必要だったり…と考えるのは、とても自然なことだと思う。
でも、しかし。
もし仮に今回の一件で「マムの夢が成就された」とするならば…。
以降彼女の振る舞いがどのようなものになってくるのか…めっちゃ気になって仕方ない!!
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夢が満たされたあとのビッグマムは?
誰しも、冒険には目的がある。
ルフィだったら海賊王だし、サンジだったらオールブルーだし。
もしビッグマムの冒険の目的が「あの時の幸せを再び感じること」だったとしたらどうだろうか?
長い長い航海の果てに、あの頃の少女リンリンはもうお婆さんになってしまった。
自らの内側にある食いわずらいや、失踪した(?)マザー・カルメルの記憶と向き合いながら舵を取ってきた航路。
その現在の終着点が彼女にとってトットランドという国なわけだね。
そりゃマムは昔からクレイジーな所あるし、身体能力に関してもモンスターだけど…彼女は彼女なりに長い年月を顧みることもあるかもしれない…!
ワンピース900話より引用 この涙の正体は、必ずしも味だけに依存するものではない?
彼女がずっと探し求めていた「あの時の幸せの味」が、何年もの月日を経て、黒足のサンジという男からもたらされることになった…。
上記カットのマムの涙は、サンジ特製の極上ケーキの味わいだけではなく、かつての温かい記憶と結び付けられた、幸せな涙なんじゃないかなぁ?
さて、これから誰かが「あのケーキはサンジが作ったもの」と真実を告げるタイミングが訪れる可能性があるわけだけど、その時ビッグマムはどのような行動を取るだろうね?
どちらの可能性もあると思うけど、直感的に前者のほうが確立が高いような気がするかなー?
いずれにせよ、バトワンとしてはサンジのケーキが「ビッグマムの夢」に何かしらの影響を与えたであろうことは間違いないような気がするかも!
次回の901話はこれらの要素に繋がるポイントが確認出来るかもしれない重要な回になってくると思うから、ビッグマムの言動にしっかり注意を払っていきたいと思う!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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