読み返せば読み返すほど感動もできるんだけれども、それと同時に謎も生まれる今回ん972話。
今回は「楽勝で手錠を外した赤鞘九人男」について触れていこう。
彼らにこれが出来るならおでんにも出来るよね?んん、なぜあのタイミングであの動きを…?
【スポンサーリンク】
楽勝で手錠を外した赤鞘九人男について思うこと!
「煮えてなんぼのおでんに候〜!」ってことで、感動的な演出が行われた釜茹でエピソード。
そこまでの内容は一幕・二幕に比べて非常にいい感じで、おでんの人間味が際立っていたと思う。
すぐに信じるピュアピュアなバカ殿であることは間違いないけれども、それが器の大きさにも繋がっており、ある種の説得力を持っていたように感じるかな!
でも、処刑されたあとの流れにはわりと疑問が残っていて。
たとえば以下のカット、ダッシュで逃げる赤鞘の面々の手錠…楽勝で外れ過ぎ問題は最も気になる要素のひとつだ!
ワンピース972話より引用 赤鞘の手錠が楽勝で外れ過ぎ!
橋板を投げられた直後、赤鞘九人男の手錠はいともたやすくパリっと外れた感じ。
まるで「あえて壊れやすいように作られていた」かのような印象すら受けるモロさで、1人残らず手錠外しを成功させていた。
見えない角度でしのぶとかの援護があった…とかだろうか?
しかしともあれ上記の錦えもんとかは明らかに瞬殺で手錠をぶっちぎっている…!
彼はこれが出来るのにおでん様の上で1時間ボケーっとしてたってこと?
【スポンサーリンク】
鎖を外すリスクとリターンは?
ここで「鎖を外すリスクとリターン」につい考えてみたい。
まず釜茹で執行前に鎖をぶっちぎったりした場合に何が起こるか。
もっとも危険なのはやはり、トキや日和、モモの助に被害が及ぶことであろう。
しかし回想によるとトキらは“覚悟は出来ている”っぽい感じ。
そう考えるとやはり、リスクと取ってでも釜茹でを回避して第二戦闘に入ったほうが良かったようにも思えるかも。
まして(あのタイミングではわからなかったとしても)赤鞘の面々は1人たりとも欠けることなく脱走に成功しているんだから。
ワンピース972話より引用 菊之丞ですら外してるしね鎖!
赤鞘九人男が瞬殺で鎖を千切れるのなら、おでんにはもっと簡単にそれが出来るはず。
武器はなくとも覇王色を使えば敵対する相手の多くを失神させることが出来るだろう。
さらに一般人も無傷で戦線離脱させることが出来るため、これも大きなメリットがある。
そう考えると、ノコノコ釜茹でにされるのではなく「さっさと鎖をぶっちぎって反撃なり逃亡なりするべきだった」ようには思えないだろうか?
おでんは自分が殺されるであろうことも予見していたようだし、ならば釜茹でなどというプロセスを経ずとも立ち回る手段はいくつも存在していたはず。
バトワンは「ワノ国編は点では名シーンが多いけど、線になる繋がりにくい」という主張をすることが多いけど、今回の釜茹でシーンは(今になってみると)まさにその典型だったように思えてきてしまったかも知れない…。
歴史の必然によって釜茹での刑が執行されたのではなく、釜茹での刑を描くために釜茹での刑が執行されたかのような雰囲気。
もちろんワンピースではこのようなやり方は今まであまり見受けられなかったのでバトワンとしては「そうでないルート」を模索していきたいと思っているんだけど、今のところはそのようにしか解釈しにくく感じている…ということを、正直に打ち明けておきたいかな!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!