あたかも「侍は忠義に厚いから仕方ない!」といわんばかりに正当化された今回の暴力。
まだ子供で力の弱いモモの助を相手に、赤鞘九人男たちが寄ってたかって行ったことについて触れていこう。
これはなかなかヘビーだよね、以降の展開次第ではモモの助のトラウマになりそう!
【スポンサーリンク】
正当化される責任放棄と暴力、羽交い締めにされたモモの助について思うこと!
まず最初にチェックしていきたいのは以下のカット。
これはモモの助が錦えもんたちに見捨てられた直後のシーンだ。
彼らは今目の前で生きているモモの助を守ることを放棄し、今は亡き光月おでん様に殉じることを選んだ。
これが今回描かれた通りの意味だったら、以下のカットは相当に酷いシーンだといえるんじゃないかな。
モモの助としては「頼むから離してくれ、しのぶ!!」って感じだと思うけど、力ずくで動きを封じられている状況。
以下のカットに関しては、錦えもんたちに対してこれまで置いてきた信頼がまたひとつ崩れ去ったシーンだと言えるだろう。
ワンピース958話より引用 錦えもんたちに対してこれまで置いてきた信頼がまたひとつ崩れ去ったシーン
確かに復讐の機会は限られている。それはわかる。
しかしながら、目の前で生きている幼き若君・モモの助に対してこれほどの仕打ちをするとは。
もしこのまま錦えもんたちが死んでしまったら、モモの助は「あの時拙者がもし大人だったら」と、死ぬまで後悔し続けることになるだろう。
純粋に見ればもはやこれで「錦えもん=悪人orスーパー浅はか男」というのは確定。
これを否定するような劇的な説得力を持つ展開が来ない限り、彼に対するイメージが好転するのは難しい気がするかな…。
ちなみに「錦えもんが実は策士で、味方含むすべてを欺くためにこのような状況を生み出した」という考えを持ち込めば全ては解決できるんだけど、これまでの錦えもんから策士っぽい雰囲気は一切感じるシーンがなかったため、そこが難しいところ。
普通にやると「後付けで強引に策士にしました!」みたいな雰囲気になりかねないのがツラいところだ…!
【スポンサーリンク】
生きていただきたい、日和様と共に…!
次に確認していきたいのは以下のカット。
これもまた非常に厳しい…というか、酷い言葉だよね。
バトワンも小学生の頃、お母さんに「あとはお父さんに面倒見てもらって」みたいに言われ、そのあと音信不通になった経験がある。
(ちなみにその二週間ほど後、父親からは「これからは婆ちゃんに面倒見てもらえ」的なことを言われて父親も音信不通になったw)
赤鞘九人男もなかなかなことするねぇ〜…。
ワンピース958話より引用 赤鞘九人男もなかなかなことするねぇ〜…!
今回のやり取りにおいては「勝手なことを申すな!」というモモの助の発言に正義がある。
これまでもずっと光月侍たちはウジウジメソメソしていたし、作戦遂行もルフィたちに任せっきりだった。
そういう流れを観察するだけでも「もうちょっとシャキっとしてよ…」って思う部分が強かった感じだよね。
そういうところで「人物像的な裏付け」が取れてしまっていることもあり、上記の言葉がフェイクであるとは考えにくくなってしまっている。
キャラとしては立っているので魅力的なメンバーだけど「侍のイメージ」としては悪い方向に向かっている、というのが正直な分析。
しかしさすがにこのままいくと散々すぎると思うので「持ち上げて落とす」とは逆のギャップとして「侍のイメージを限界まで落としておいて、一気に見直させる!」というような隠し玉を用意しているものと信じたいところだ!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!