場面は花の都に移り、火祭りの夜。
この場面に関しては、ワノ国の人々に対して色々なことを思わされるところだ。
そう、彼らは「火祭りを楽しんでいる」んだよね、間違いなく!
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死者を弔う火祭りの夜、迫る鬼ヶ島のこと!
まず最初にチェックしたいのは以下のカット。
ここでは火祭りを訪れた飛鉄とおトコちゃんが描かれている。
さりげなく語られた「死者を弔う祭り」というメッセージもさながら、周りの住民たちもとても楽しそうだ。
祭りというものはそもそも楽しいものではあるんだけれども、ここはあくまで黒炭オロチが収めるワノ国。
本当の意味でオロチが暴虐非道の政治をしていたのなら、このような笑顔はなかったはず…!
ワンピース1016話より引用 オロチが暴虐非道の政治をしていたのなら、このような笑顔はなかったはず…!
オロチやカイドウの影響で、ワノ国が苦しい環境であったことは間違いない。
しかしその中でも人々は楽しみを見出し、たくましく生きてきた。
同時に、オロチも「そのギリギリの水準」を保ってきたんだ。
でなければ、人々は笑う余裕すらないはずだし、それくらいの幸せは与えてもらっているってことだね!
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オロチは敏腕将軍だったともいえる?
そして現在の状況としては以下、カイドウによってワノ国に鬼ヶ島が落とされようとしている状況。
これは当然、カイドウがワノ国の住民のことなんて何も考えてなかったことを示しているし、同時にこれまでこの計画を実行に移せなかったことが暗示されている。
この計画がやりたかったなら、もっと早くやってもよかったんだ。でも出来なかった。
計画に移すトリガーとなった出来事では「オロチが首をはねられる」というシーンがあったわけだし、これが無関係とは思えないよね!
ワンピース1016話より引用 カイドウがやりたかったこと!
カイドウがずっとやりたかった新鬼ヶ島計画。
これをオロチの立場から見てみると「実行されたら困ること」なんだ。
もしこれをやられてしまうと、オロチはそれこそ“この世の春”を謳歌できなくなってしまう。
以下のカットでは煩悩まみれな感じがするけど、いかなる動機であろうとそれを維持するためにワノ国と鬼ヶ島のバランスを取っていたとしたら、それはすごいことだ!
ワンピース929話より引用 この世の春を謳歌する黒炭オロチ!
ワノ国と鬼ヶ島の関係はいろいろあるけど、軍事力ではおそらく百獣海賊団のほうが上。
しかしワノ国には武器の製造技術など、すぐれたポイントが数々存在する。
そしてその技術者たちはワノ国の宝であり、カイドウが武器を欲するかぎり一方的に蹂躙することはできない。
とするとオロチはこれらを交渉材料に、カイドウに「ワノ国を攻めさせないようにしていた」のかもしれないね!
まだまだヘイトがすごいオロチだけれども、政治の面ではかなり高い能力を持っているのかもしれない…!
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