【ワンピース】死骸演舞場、腐った子犬とマザー・カルメルについて!

味の死骸演舞場(ペットセメタリー)の歌に乗せて、踊るように語られた900話。

今回はこれらの歌と、その背景に描かれた描写について思うことを、バトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

特に意識していきたいのは「マムの自覚症状」だったりする!

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死骸演舞場、腐った子犬とマザー・カルメルについて!

今回の900話は考えていきたい部分が本当に多いんだけど、その中でも味の死骸演舞場(ペットセメタリー)については注目ポイントだと思う。

ビッグマム編のテーマのひとつに「ミュージカル調の歌」があると思うんだけど、今回の歌はとても意味深だった。

以下のカットも絡めていくと、その不穏さはさらにオゾましさを増したと思う。


ワンピース900話より引用 死骸演舞場の歌詞の一節、喉の奥の不思議な空間。

上記カットを見る限り、なんとなくマムの“喉の奥”に、誘惑の森のような別空間があるようにも見える。

そしてその中はまるでハロウィンパーティをしているかのような、不気味なホーミーズがひしめきあっている感じだった。

さて、これはいったい何を意味しているんだろうね?

ソルソルの実で抜き取ったソウルが腹の中で蠢き、外に飛び出す日を今か今かと待ち構えているようにも見えた。

ビッグマムの「腹の中」が、本来の主人から離れてしまった魂を置いてある場所ならば、そこは正(まさ)しく墓場と呼ぶにもってこいの場所かも知れない…!

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マザー・カルメルに語りかけるマム

次に触れてみたいのが、この音楽の描写の中に「羊の家」時代のキャラがちょいちょい登場してきていることだ。

そしてその様子はビッグマムからして「彼らがもうこの世にはいないことを知っているかのよう」な雰囲気だったよね。

以下のカットでマムを恍惚へと導く子供たちは、あたかも天使のような雰囲気だった。


ワンピース900話より引用 マムを恍惚へと導く子供たちは、あたかも天使のような雰囲気だった!

さらには「ねぇ、マザー♪感じる?」という歌詞。

これがもし仮に「ねぇ、マザー♪聞こえる?」だったら話が違ったと思うんだ。

「聞こえる?」ならば、マムはマザーがもうこの世にいないことを自覚していたとしても、食ったことは自覚してない可能性のほうがやや高くなると思う。

天国へ語りかけてる…とかって説明でも一応は辻褄が合うしね。

しかし「感じる?」という表現を使っているというのはどういう意味だろう?

バトワンとしては「胃袋にケーキを送ったけどどう?美味しい?」と歌っているように感じてしまった!

決定的根拠がないから断定はできないんだけど、ビッグマムは「自分がカルメルらを食ってしまった事を頭では理解しているものの、それを記憶の奥底に封印し、失踪したことにして自分を納得させているんじゃないか?」なんて感じの印象を受けたかもしれない!

さて次回の901話、ビッグマムの言動ひとつでは、こっちのバックグラウンドもどんどん掘り下げていけそうな予感。

901話では本格的にシナリオも最高潮に近づいていくだろうし、次回の展開が楽しみで仕方ないね!!

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