【ワンピース】災いを招くパンドラの箱、共通の敵とシンボルの役割について!

謀反、反乱、暴動。

もしくは革命、変革、新時代の幕開け…。

印象的にベッジは悪いやつ・怖いやつって感じだけど、彼の陰謀が成立することによって、WCIにはある種の“革命”が訪れることは間違い無さそうだ!

今回はベッジの策略を、また少し違った角度から解釈してみたい!

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災いを招くパンドラの箱、共通の敵とシンボルの役割について!

“強大な影響力を持つ存在”が倒れると、ソイツが独断で支配していたエリアに、これまで“我慢してきた者たち”が雪崩れ込むことになる。

例えば現実世界では、絶滅した恐竜のニッチを埋めるように哺乳類とかが繁栄した。

ワンピースの作中では、白ひげが倒れたことで彼の支配していた“ナワバリ”で似たようなことが起こったよね!

これはある意味、自然の摂理みたいなものなんだと思う。

で、ベッジは今回“マムを打倒する”ことによって、新たなるニッチを生み出そうとしているってことなんだろうね!


ワンピース857話より引用 ベッジの陰謀は世界にどんな影響を与えるんだろう?

四皇ビッグ・マムの死。

この陰謀が成功してしまったら、このニュースは瞬く間に世界中に広まることだろう。

そして、マムの傘下・配下にある人物たちは“つかの間の開放”を喜ぶのと同時に、これからの身の振り方を考えるようになるはずだ。

ある者はこれを機に海賊家業から足を洗おうとするかもしれないし、またある者は次なる支配者に名乗りを上げようとするかもしれない。

少なくともビッグマムが“君臨していること”によって、押さえつけられていた感情という感情が、彼女の死を引金として一気に噴出してしまうはずだ!

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ビッグマムの死は、災いを招くパンドラの箱のようだ!

ビッグマムという“共通の敵”を強く意識付けことによって束ねられた、本来ならば結託しなかったはずの者たち。

彼らは「マムが嫌い」という部分に注目してしまっているから「マムがいてくれてることによる恩恵」に目がいかなくなってきてるような印象を受ける。

「◯◯が嫌い」みたいな感情から結束したチームワークには、若干ないし盲目的な部分があるんだ。

また、それを上回る恐怖or利害とかに直面すると結構脆(もろ)い部分がある…というのも特徴のひとつ。

“ベッジの陰謀1〜8”とかでも色々と考察してきたけど、彼らが見落としているものの中に“本当の恐怖”があったりするのかもしれないね!

マムという“独裁の象徴(シンボル)”を失ってしまうと何が起こるのか。

娘・息子・傘下達の血みどろの派閥争いも起こり得るだろう。

また、他の四皇に強烈な追い風が巻き起こり、一気に“ビッグマム海賊団の残党狩り(戦闘員&コマ集め)”がスタートする可能性だってある!

四皇ビッグマムというシンボルは、他にも様々な災いから配下達を守ってきたはずだ!

しかし今回の陰謀では、自らそのシンボルを放棄しようとしているわけだね!

ビッグマムの死はあくまで“鍵”にすぎないはず。

本当に恐ろしいのは、その死をトリガーに開くと考えられる“パンドラの箱の中身”だったりするのかもしれないね!

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