猫にまつわるアレコレが多く散りばめられた対ニャーバンブラザーズ戦。
今回はその中から、シャムの使用した“猫背”について考察していきたいと思う!
厳密には技じゃないと思うけどね、猫らしい特性だよね!!
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猫背について考察、シンプル過ぎる構造だけど…?
シャムの発揮した“猫背”は以下。
ゾロの斬撃がバッチリ腹に炸裂し、スパッと切れてしまっている!
しかし、これはシャムの“お腹の部分の服”を斬っていただけっぽい感じだね!
ワンピース4巻より引用 猫背を発揮するシャム!
この描写は、今振り返ると“ドレスローザのトレーボル”をを想起させる感じだよね!
似たような構造で相手の攻撃を受けてる…ってだけであって、2人の間にそれ以上の関連性は見いだせないんだけどさ!
しかしともあれ、こういう解りやすい描写がちょいちょい挟まれてくると、戦闘にもバリエーションがもたらされて良い感じだ!
ワンピース78巻より引用 そういやトレーボルも猫背(?)だったね!
上記はルフィのパンチが突き抜けたトレーボル。
“服の中が空洞”という、共通したテーマを使って描かれている2つのシーンだけど、その“描き方”によって、全く違う表現として成立している!
結果よりもプロセスを大切にしている感満載の尾田先生ならではの表現の違い…って感じだよね!
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スピーディなシャム!
ちなみに前半で触れたシャムがトレーボルと大きく違う“イメージのズレ”としては、そのスピード感が大きいだろう。
鈍重でノロノロ・ベタベタのトレーボルと、俊敏&テキパキ動く感じのシャムでは、キャラクター性にある種の対比がなされていると思ってもいいと思う。
これはキャラ立案の段階である程度、戦闘シーンをどうするかの方針を固めていないと出来ない芸当なんじゃないかな!
ワンピース4巻より引用 俊敏にゾロの背後を取るシャム!
キャプテン・クロの一派において“スピード重視”な印象を受けたのはクロ本人とシャムの2人のみだった。
クロの杓死もかなり早かったけど、ゾロの動きをここまでサクっと拘束してしまうシャムのスピードも今振り返ればなかなかだよね!
ゾロはミホーク戦で「背中の傷は剣士の恥だ」って言ってたけど、シャムはガッツリゾロの背中を捉えてしまっている!
ネコババのスピード感にしてもそうだし、猫背からなる奇襲に近い形での“裏取り”にしてもそうだし、読めば読むほどシャムの優秀性が浮き彫りになってくるところだ!
これまでの考察では“単なる雑魚”って感じで解釈していた部分もあるけど、ひょっとしたら凄いやつだったりするのかもしれない…!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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