【ワンピース】若き日のオロチの秀吉感、現在のオロチと比較!

剣豪リューマに続き、ようやく光月おでんという“カッコイイ侍(今のところ)”が登場したワンピース。

これまでは残念すぎる侍ばかりでだいぶモヤモヤしていたんだけど、ようやく暗い雲に晴れ間が見え始めたような気がするところ!

で、今回はそんなワノ国の実質のトップ、黒炭オロチについて触れていこう!

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若き日のオロチの秀吉感、現在のオロチと比較!

現在ワノ国のトップに立っている黒炭オロチは以下のような感じ。

頭でっかちの煩悩まみれ…といった感じで、ぱっと見で「嫌なやつ」っていうのがわかるデザインになっている。

彼に関してはもうけっこう前から“豊臣秀吉みたいなポジションになってきそう”と指摘してきた(史実の豊臣秀吉は格好良くて好き)んだけど、本編ではこの読みがついに具体化してくることになった感じだね!


ワンピース929話より引用 オロチはいかにも暗愚の君主!

酒と女にまみれまくり。いかにも暗愚の君主の代表であるかのような黒炭オロチ。

このような人物がワノ国の将軍となり、20年もの年月を謳歌してきたと思うとなかなかグッとくるものがあると思う。

真面目な人間がずっと苦しみ、オロチのような男が甘い蜜を吸う。

まさに「正直者が馬鹿をみる社会」が体現されているといえるだろう!

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若き日の黒炭オロチ!

後半では若き日の黒炭オロチについて触れていこう。

いかにも善人ヅラをして、ゴマをすりすり擦りまくるこの男。

霜月康イエの元で小間使いになっていたようだけど、ふところでずっと野心を温めていた感じなんだろうね〜。

まさかこの当時、康イエはオロチに首を取られるとは思っていなかったことだろう!

長い年月を経た壮大なる寝首かき。

こういう行動が出来る人間は、今のところワンピースだとティーチやルッチくらいのものだから、そういう意味ではオロチもある意味すさまじい執念の持ち主なのかもしれないよね!


ワンピース961話より引用 若き日の黒炭オロチの様子!

ここ最近のワンピースを読んでいると、サムライやニンジャといった「既存のイメージ」を壊しにかかっているように思えるフシがある。

その証拠に、すでに格好良いジャパニーズ剣士としてのサムライの偶像は完全に壊れ、ニンジャのクールで隠密なイメージも崩壊した。

代わりに人間臭さや庶民っぷりが強く意識され描かれているといえるだろう。(むしろ命を軽視している感じすらある)

そういう意味では「破壊からの創造」…みたいなのがひとつのテーマになっているようにも思えるかな!

そして「正々堂々、武士道ダマシイ」みたいな感じも損なわれ、今は「サムライも普通の人間だし、陰謀はドロドロ。常に正々堂々とは限らなかったんだよ」みたいなメッセージが込められているように感じるかな。

若き日のオロチはこれからワノ国を相手どって壮大な国盗りをするわけだけど…さて今後の活躍に注目していかないといけないね!

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