【ワンピース】見捨てる・見捨てない問題、彼女たちはこれからどうなる？みたいな話！

今回のエピソードは作中屈指の巨大権力・四皇の一角と、戦争屋ジェルマ66が絡んでいたこともあって、ひたすらスケールがデカい感じ！

「ジェルマは助け出す」という流れになってはるものの、見捨てる・見捨てない問題はあちこちに“飛び火”してしまっている感じだ！

今回は、ジェルマを助ければそれでいいのか？って部分に軽く触れたい！

見捨てる・見捨てない問題、彼女たちはこれからどうなる？みたいな話！

まず最初に考えてみたいのはプリンの心情！

ずっと“醜い”とされてきた第三の目を、サンジは“美しい”と褒めてくれた。

これでコロっと恋に落ちるほど簡単に受け入れられる否定ではないとは思うけど、それでもこの言葉が彼女の心を揺さぶったのは事実だよね！

ワンピース862話より引用　サンジの言葉に泣き崩れるプリン！

サンジの言葉に泣き崩れるプリン。

騙されてはいたものの、サンジは彼女に対し一度は「君は救いだ。結婚しよう」と、覚悟を決めた経緯もある。

そんな女性をあんなビッグマムのところに置き去りにする…という選択はあるんだろうか？

もちろん、あの場所から“救い出す”という考え方がおこがましい…という解釈もできるし、プリンの意思がどこにあるのかわからない以上、まだまだ判断に苦しむところだけど…。

しかしサンジにとって“一度は愛すると決めた人”を、このままアッサリと置いて去れるかどうか…と考えると、少しフクザツな気分！

バトワンがサンジの立場だったら「せめて最後に一度、ちゃんと話をしたい」とか思っちゃうかも！

まぁ、そんな願望が全て叶うほど、世の中は甘く出来てない…というのも事実かもしれないけどね！

コゼットはどうなるのかな？

また、さりげなくもう一人気になる女性がいる。

それが、現在療養中と思われる、ジェルマのコック・コゼットちゃんだ！

ニジにボコられて痛々しい状態になっていたけど…彼女はこれからどうなるんだろう…？

ワンピース839話より引用　サンジに褒められて照れるコゼット！

作った料理（アリゴ）を褒めてもらえて、なんか嬉しそうにしてたなぁ…。

ジェルマが無事に逃げたとしても、コゼットがジェルマの料理人としてあの場に残る限り、彼女は生涯あの時サンジに見せたような感激の表情を浮かべることはないんだろう…。

いや、イチジ・ニジ・ヨンジが突然「すごいイイヤツ」になったりすればそれもあり得るかもしれないけど、ソッチの方針転換はムズかしそうな印象を受けるし…。

出会った女性を端から端まで救出しまくって、全ての不幸を解決していくのは不可能だとは思うけど、それでも今回はサンジの“線引きのライン”がどこになってくるのか、注目すべきなんだろうね！

戦いの顛末、心理の動きだけではなく、サンジの信念の細かな性質までもが描かれようとしている今日このごろ。

こういった表現の機微にも、今後しっかり注意を払っていきたいところだ！！