ワンピースを読み返していて思ったことなんだけど、モモの助が相当ツラい立場にあることがわかった。
今回はその辺りについてバトワンなりに考察し、その内容を示していきたい!
下手したらこれ、WCI編におけるサンジに匹敵する精神的苦痛を味わってるんじゃないか?
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言わされた夢扱い、モモの助だいぶ辛い…って話!
あまりにも偉大すぎた父。
そんな光月おでんと比較され、カイドウから一方的に見下されたのが以下のシーンだ。
この場面では完全にモブ扱いされている感じだよね。
というかこれはもう、なんというかカイドウのほうが明らかに「こんな子供にそれ言う?」って感じだと思う。
いや、そう警戒せざるをえないほどに、おでんの実力に驚異を抱いた…ということだろうか!
ワンピース973話より引用 「こんな子供にそれ言う?」って感じのカイドウ!
しかしともあれ、モモの助にとって「こういう扱いを受けてしまった」という事実はすでに確固たる事実。
口にした夢は“言わされた夢”と看破されてしまったし、大好きな父は失ったしで、この時点で踏んだり蹴ったりな状態なんだよね。
この年齢にしてこの経験をしているというのは、そうとうにキッツいことなんじゃないだろうか!
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畳み掛ける赤鞘九人男!
そしてさらにここに畳み掛けるのが以下、赤鞘九人男だ。
的であるカイドウがモモの助をモブ扱いするのはまだ百歩譲って力不足とみるとしよう。
しかし以下では赤鞘の面々がモモの助を見捨てて死地に飛び込もうとしている感じ。
この場面はモモの助に「誰も味方がいない」と感じさせるに充分だったことだろう。
誰ひとりとしてモモの助をモモの助としては見ていないんだ。
あくまで光月おでんの息子、それ以上でも以下でもない…って感じ。キツいね…。
ワンピース958話より引用 モモの助を羽交い締めにして勝手に行動しようとする赤鞘九人男…!
ここでモモの助の立場に再び視点を戻してみよう。
モモの助はカイドウにやられたあの時も、赤鞘九人男に見捨てられたあの時も、常に「拙者が父上ほどの人物だったなら」と感じ続けていたに違いない。
カイドウはともかく、本来ならば赤鞘はその心理的負担を汲んだうえでモモの助に接し無くてはならないんだろうけど、彼ではおそらくそこまでメンタルをケアする知性も義理もない(アシュラ童子は特にそんな感じだったよね)とみうけられる。
どっかでモモの助がおでん様ばりにシャキっとすれば対応は変わるんだろうけど、当のモモの助からしても父・おでんは偉大なる人物。この年齢で越えられるイメージは簡単には持てないだろう。
しかしともあれ、モモの助の覚醒はワノ国編〜鬼ヶ島編における必須要素。
孟子の言葉に「天が人に大いなる任を降そうとする時、必ずまず、その心志を苦しめ、その筋骨を疲れさせ、その体を飢えさせ、その身を窮乏させ、行う事為す事に幾多の障害を与える。」というものがある。
これまでモモの助が味わってきた多くの苦痛がその天下無双の才覚を開放させることを願ってやまない…!
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