ゴア王国の王妃、サリー・ナントカネットの登場と共に、ステリー王が登場して話題になっている823話。
サリー・ナントカネットのモデルは言うまでもなくマリー・アントワネットだよね。
ウィキペディアより引用 マリー・アントワネットの絵画
上記はマリー・アントワネットについて1783年に描かれた絵画なんだけど、サリー・ナントカネットについても絡めたエピソードが展開されるんだろうか!
また、貴族から王へと昇格した、サボが“人生に失敗した時の予備”として養子に貰われてきたステリーの辿る運命とかも気になるところだよね!
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惨劇の歴史と貴族社会、金と権利と恐怖支配!
世界貴族の価値観と、一般人(下地民)の価値観は驚くべきほどに違う。
これは頂上戦争の際にドフラミンゴが語ったとおり。
ワンピース57巻より引用 ドフラミンゴの語る戦争と平和の価値観の違い…生々しい!
上記カットを見ると一目瞭然なんだけど、上の孤児っぽいのが下地民の底辺層だね、きっと。
そして、下のイラストは紛れも無く世界貴族の描写。
このように互いの価値観に大きなズレが生まれていることは否めない。
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」
史実のマリーアントワネットはワンピース世界における“戦争を知らない子供”に分類されるエピソードを持ってたりする。
それが「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」という有名な言葉なんだけど、知っている人も多いんじゃないかな?
上記のセリフは少しわかりやすく意訳されているみたいなんだけど、マリー・アントワネットが“食料なんていくらでもどこにでもあるもの”だと思ってることがよく分かる言葉だよね。
ワンピース51巻より引用 天竜人の中には“撃つのは悪いこと”という価値観がないっぽい=悪気すらない?
マリー・アントワネットのこの言葉は、上記の天竜人の行動と似たパラダイム(価値観)によって発せられていると思う。
こういう“無邪気な非常識”を持っているのが、世界貴族や天竜人だといえるような気がするよ。
ゴア国王ステリーもまた、同じ性質を持ってる
で、さらに付け加えるのであれば、ゴア王国の国王になったと考えられるステリー。
本来はサボがこのポジションになる予定だったんだけど、“サボに万一のことがあった時の予備”みたいな感じで養子に取られたのが彼なんだよね。
ワンピース60巻よし引用 ステリーも“戦争を知らない子供”の価値観を持ってるっぽい印象を受ける!
サボの父親がステリーを養子に取ったのは覚えているよね。
当時8才だったわけだけど、サボの父親に以下のように評されてる。
だいぶインパクトのある顔をしているから忘れる人は少ないと思うんだけど、ステリーもまた“戦争を知らない子供”の価値観を持ってるっぽい感じ。
もし、サリー・ナントカネットがマリー・アントワネットであるならば、その夫であり国王であるステリーはさしずめ“ルイ16世”といったところか。
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史実との参照をしてみよう
実際の世界史を絡めていくとややこしくなっちゃうので、簡単に要点だけをまとめてみよう。
マリー・アントワネットは“恐怖政治”を敷いていたフランスの王妃で、その夫がルイ16世。
フランス革命の最中に、パリ市民や義勇兵によって捕縛され、幽閉の身となった。
ルイ16世もマリーアントワネットも裁判の後、ギロチンによる死刑で生涯を閉じる。
ギロチン執行人の足を踏んでしまった際に「ごめんなさいね、わざとではありませんのよ。でも靴が汚れなくてよかった」と、微笑みながら最後の言葉を残したという。
これも上記で述べた“無邪気な非常識”みたいなものかもしれない。
価値観が欠落している?
上記のエピソードをまるままサリー・ナントカネットとヘンリー王に当てはめてみてほしいんだ。
モチーフがモチーフであるだけに、なんだか世界史の展開を追う形になる可能性もある気がしてくるよね!
フランス革命のエピソードを振り返ると、やはりいくつかのキーワードが描かれそうな気がして仕方がない!
このあたりが何らかの形で再現される可能性は高いような気がしてくるよね!
特にマリー・アントワネットの言葉に関しては“悪気が無いからこそ恐ろしい”という印象が残る言葉だし、人の心にグサっと突き刺さるセリフのような気がする。
で、バトワンが期待しているのがこの人!
で、フランス革命といえばやっぱりこの人だよね!
歴史上の英雄だし、バトル漫画が好きな人はナポレオンファンが多いんじゃないかな?
ウィキペディア フランス革命といえばナポレオン・ボナパルト!
今のところ、マリーアントワネットやコロンブスモチーフのキャラがザクザク出てきている感じだし、フランス革命の時期と大航海時代はいい感じで近い。
ドフラミンゴとかは“世界の大物たち”をしきりに気にしているみたいだけど、これからの展開でナポレオンの再来みたいなキャラが登場してくるんだろうか!
それとももしかして既に登場している?!
“世界の大物たち”とは、四皇やジェルマ66だけとは限らないのかもしれない!
海賊の物語だから海に視点が集中して当然ではあるんだけど、革命軍が徐々にピックアップされてきたことで、陸の戦力も気になり始めてきた感じだね!
これからの展開からも目が離せない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!