バトル漫画において最も地味な部類に属する、赤蛇星。
で、そんな狙撃手のウソップが使用した“赤蛇星”は、意志の伝達に使用される狼煙(のろし)みたいな感じだ!
でもね、こういう地味なアレこそが物語の鍵を握ることは現代漫画では少なくないし、むしろこういう表現に注目が集まってきているような気もするよね!
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赤蛇星考察、連携を確保する真っ赤な狼煙!
と、いうことで、今回はそんな赤蛇星について考察し、バトワンなりに理解を深めていければと思うよ!
赤蛇星を使用している場面は以下。
“赤蛇”って名前になっているけど、技としては“煙星の応用”といった感じかな?
ワンピース22巻より引用 赤蛇星を使用するウソップ!
作中では、アラバスタを襲う“砲撃手”の位置を確信したビビの助言に基づいて、一味を集結させるために使用されたのがコレだ!
言うなれば「集結の狼煙(のろし)」みたいな感じ。
倒れてたルフィ&方向音痴のゾロ以外の全員を集結させるのには充分な役割を果たしてくれた感じだね!
この狼煙(のろし)を見逃してしまったゾロが時計台に辿り着けたのは、まさに奇跡としか言いようがない!
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かなり有能な狼煙だねコレは!あとウソップの準備ヤバ!!
で、実際に放たれた赤蛇星は以下。
まるで花火のようにアラバスタの空へと打ち上がり、かなり上空高くまでその煙は届いている!
しかも色が“赤色”ってこともあって、目に留まりやすいのもポイントが高いだろう!
もしもの時を考えてこういった狼煙を用意していたウソップ…流石だ!!
ワンピース22巻より引用 放たれた赤蛇星!
よくよく考えたらウソップはカナリのビビりで心配性。
この赤蛇星は、そういったウソップの心配性が影響して生まれた弾なのかもしれないね!
これなら事前にみんなと情報共有しておけば、自分のピンチの時に打ち上げることで援軍を呼ぶことが出来る。
“自分が弱いことを自覚しているウソップだからこそ、その対策が打てる”…ってことなんだろう!!
それにしても何度振り返っても、凄まじい“準備力”だと思う!感心してしまうね!
で、そうして生まれた赤蛇星は、アラバスタの時計塔攻略にかなり大きく貢献することになった。
この狼煙が無かったら時計塔に一味は集結できなかったと思うし、そうするとあの大爆発は回避することができなかったかもしれない!
こうやって振り返ってみると、ウソップはサラっとした感じでいつも“肝心要の部分”を握ってる感じだよね!
エニエスロビーでも鍵を飛ばしたり、ドレスローザでもシュガーを気絶させたりしてたしさ!
ひたすらヘタレ感MAXで描かれているキャラクターではあるんだけど、こうやってウソップをつぶさに観察していくと、どんどんウソップのことが好きになってしまう!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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