よくよく振り返ってみれば、ホールケーキアイランド編に突入してから、サンジはまだ仲間のことを思い返している様子がない。
いや、厳密にいうと“描かれていないだけで思い返してはいる”と思うんだ。
しかしそうすると今度は「なぜ描かれていないのか?」といった点が気にかかるのも確かだと思う!
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迫害の記憶、仲間のことを思い返してないように見えるサンジの胸中が心配だよね。
サンジは現在、自分のことで精一杯…みたいな感じになっていると思う。
仲間たちが迎えに来てくれている可能性なんて、今のサンジには考慮する余地がないんじゃないだろうか?
だからこそ一人で抱え込もうとしている印象を受けてならない!
ワンピース838話より引用 イチジ・ニジ・ヨンジとの再会に寒気を感じるサンジ
上記カットでは、イチジ・ニジ・ヨンジとの再会に寒気を感じてしまっている。
これは幼い頃の苦い思い出がフラッシュバックしてしまったからだと考えるのが妥当だよね。
で、このあと幼いころの“迫害の記憶”はあまりに強烈で、読者としても見ていて目を覆いたくなるものだった。
ワンピース833話より引用 サンジの中に眠る迫害の記憶
兄弟がいれば喧嘩なんてよくあること。
でも、サンジのところに関してはちょっと度を越しすぎてしまっているし、むしろこれはイジメ・虐待と表現しても差し支えないものだろう。
当時のサンジの感覚が若干麻痺して“これが普通”みたくなっていたとしても、それでもあまりにも痛々しい記憶であり、思い返したくないものだったはずだ。
このような記憶を抱えているからこそ、サンジの想いは一層“過去とケリを付ける”ということに収束してしまっているような気がしてならない!
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仲間のことは脳裏をよぎってはいるはず!
冒頭に触れたように、サンジが仲間のことを回想している描写は今のところない。
でも、以下のようなカットは何度か登場しているんだ。
このシーンではさすがに“戻ること”を考えているわけで、船長やナミ、ゾロのことを思い返していないと不自然だと思う。
ワンピース833話より引用 サンジの中に眠る迫害の記憶
確かに仲間のことを思い返している“描写”はないけど、上記カットとかを見る限りちゃんと考えてはいるはず。
仲間を思い返すタイミングは何度だってあったわけで、その度にサンジは胸を苦しめられただろうね、きっと。
しかしともあれ、サンジの“見えないところ”で、サンジ奪還の作戦が着々と進んできているのも確かだ!
チョニキ&キャロットは鏡世界からホールケーキ城を目指しているし、ペドロ&ブルックはビスケット兵の中から潜伏を狙っている。
誘惑の森ではルフィ&ナミが連携してシャーロット・クラッカーを撃破した!
3手に別れて行われるサンジ奪還作戦、最初にサンジに出会うのは一体誰になるんだろうか!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!