プリンの「最後のお願い」について色々な想像が膨らむ中、何かヒントはないかな?と思って過去シナリオを読み返してみたんだ。
リアルタイムでシナリオを追っている時はサンジ側に感情移入しすぎて「サンジ可哀想、プリン悪っ!」みたいな価値観に寄ってしまっていたけど、今振り返ると今度はプリンのほうに感情移入してしまうことに…。
ということで、彼女の事を思うとすっごい悲しくなってきてしまったから、その気持ちをここに記しておきたいと思うよ!
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過去回のプリンを観察してみたら、すっごい悲しくなってきた件!
プリンについて過去回を観察していくと、その根底には「自分の存在価値への疑問」みたいなのが流れていると思う。
「ストーリー」で物語を見ると彼女は明らかに悪者なんだけど、逆に「シーン」として考えると見え方が全く変わってくる感じだよね!
今回の896話ではボロボロの泣き顔が描かれたけど、以下のカットと絡めるとより辛くなってくる…!
ワンピース862話より引用 サンジに三つ目を受け入れてもらえたことの嬉し泣きだけど…?
これはサンジに三つ目を受け入れてもらえたことによって生じた“混乱混じりの嬉し泣き”だと思う。
そこには受け入れられたことの嬉しさもあるとは思うんだけど、反面「私は愛されるべきじゃない人間なんだ」みたいな側面も垣間見えるよね。これはとても悲しいこと。
さらにこのカットに以下の場面を絡めて考えると、どこか「愛情に対する憧れ」みたいなものを抱いていることは間違いないと思う。
ワンピース848話より引用 プリンは「愛情に対する憧れ」を抱いているんじゃないかな?と感じたカット。
自分の結婚相手を自分で決めようとするローラを思い返し、複雑な表情を浮かべるプリン。
この場面からは「私は愛されるべきではない」と「愛情を知りたい」という2つの相反する感情が混在しているように感じられる気がする。
で、その上で彼女はサンジからそれを教えてもらい、さらにその上でサンジを今失おうとしている…といった感じ。
これってめっちゃ可哀想なことだよね?
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これらを踏まえて「最後のお願い」について思ったこと!
これはあくまでバトワンの個人的な意見。
こうやって過去回のプリンを振り返ってみると、最後のお願いが仮にキスとかだったとしても、それは叶えてあげてほしいような気もした。
ぶっちゃけここは価値観的にすごく難しい部分だとは思うけど…。うーん。
ワンピース896話より引用 タバコを口から外すプリン。この後がキスなのかどうなかは気になるポイント!
愛されるべき存在じゃないことを受け入れながら生きてきて、それでもその中にどこか愛情を探し求めていて。
そういう狂おしい葛藤の中で、思いがけない答えを与えてくれたのが、政略結婚の偽装のフィアンセにあたるサンジだったんだと思う。
それって、暗闇の中でずっともがいていたプリンがようやく手にした“一筋の光”みたいなものだと思うんだよね。(見落としてしまった光…ともいえるかも?)
そしてようやくそれを見つけた次の瞬間、彼女は再びその光を失おうとしている…。
サンジの気持ちも尊重されるべきだと思うから気軽に「キスしてあげるべき」とは言い切れないんだけど、プリンには何か心の拠り所になるような思い出が与えられても良いような気がしたかも?
サンナミ派の方からは反対意見が出そうだけど、描かれない物語の中で「サンジがプリンを迎えに来る約束をする」なんてイベントがあるくらいでも丁度良いくらいに思えたかもしれない!
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