黒ひげの一味に加担していると考えられている青雉。
トラファルガー・ローはパンクハザードで「おれたちは予想通りには動かない」と発言していますが、青雉もまた「予想通りには動かない人物」であるといえるでしょう。
このセリフから、青雉が黒ひげと接触していることは明らかだと思うんです。
ワンピース720話より引用 バージェスは青雉を信用出来ないと確かに発言している
上記カットから推測するに、バージェスは青雉を信用しようとしていない。
しかし黒ひげは「まァいいじゃねェか」といった感じで捉えているということがわかります。
青雉が黒ひげに加担している理由は一体何故なのでしょうか。
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闇に通じてる…とは?
パンクハザードの激闘のあと、スモーカーと青雉は以下のような会話をしています。
ワンピース70巻より引用 闇に通じていると疑われる青雉
「まさか”闇”に通じてるわけじゃねェだろうな あんた今…」
このセリフと、ページトップのバージェスの発言を考え合わせると、闇=黒ひげと考えるのが自然でしょうね。
そしてさらに畳み掛けるようにドフラミンゴのこのセリフ。
ワンピース70巻より引用 いい評判は聞かねぇぞと言われる青雉
説明の関係上、ドフラミンゴとの会話とスモーカーの会話は順序が逆に記載していますけど、つまりはこういうことです。
ドフラミンゴは色々な人物とコネを持っているけど、黒ひげとは繋がっていない!
スモーカーの言葉と、ジーザス・バージェスの言葉から、青雉が現在黒ひげと行動をともにしていることは間違いないでしょう。
それはきっと今後、もっとわかりやすい形で明らかにされると思います。
そして、この時点でカイドウと取引をしていたドフラミンゴですが、ドフラミンゴはこのことを「噂・評判」として耳にしている。
つまり、ドフラミンゴとカイドウのルートは、黒ひげとは繋がっていないということが確定と言っていいと思うんです。
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四皇のバランスはどのようになってくる?
黒ひげもあれほどまでの海賊ですから、カイドウやビッグマムと繋がろうとするキャラクター性ではないとは思っていました。
しかし、これらのやりとりによって、物理的に「黒ひげは単独で動いている」ということが証明されたように思います。
つまりここで最有力の仮説としては、黒ひげとカイドウは敵対…最低でも相互不干渉といったところだと思うんですよね。
手を組んでいることは絶対にないはず。
そしてカイドウは、世界政府に対しての戦争を仕掛けようとしているはず。
では、黒ひげは何を目指しているのか?といったところになってくるんですよね。
黒ひげの目的は「海賊王」だとは思いますが、どうすれば海賊王なのかといった定義もあやふやですし、彼の本当の目的がわからないかぎり何とも言えないところ。
しかし、クザンが黒ひげに接触している。
クザンはスモーカーとのやりとりで以下のようなセリフを残しています。
ワンピース70巻より引用 青雉の目的は何だろうか?
青雉の目的はまだ明確には判明していませんけど、上記のカットを見る限り「正義」を捨ててはいないように見えてきます。
と、なってくると今の青雉は正義を探し続ける放浪者といったところでしょうか。
そこで視点を変える意味もあり、黒ひげの元に潜入したのかもしれません。
また、青雉が必ずしも革命軍でなかったとして、それでも彼が正義を探し続ける放浪者であるならば、黒ひげの元に潜入するのには充分な意味があると考えられます。
上記に記したカイドウと海軍の関係を考えると、海軍とより一層「戦争したい」と動いているのはカイドウであり、そこに武器などを流していたのがドフラミンゴということになります。
つまり、海軍と最も強固な敵対関係にあるのがカイドウだと考えられるんですよね。
バトワンでは、天竜人と一部の海賊が裏でつながっているのではないか?と予想しているわけですけど、これらのことを考え合わせるとカイドウが天竜人と繋がっている可能性が少しだけ低くなります。
と、なってくると、黒ひげorビッグマムが裏で天竜人と繋がっているという可能性のほうが高くなってくるわけです。
そのルートをスモーカーは「闇」と呼んでいるのかもしれませんね。
このあたりはあらゆる可能性を検証していきたいところですが、特に注目すべきなのは「青雉・ビッグマム・黒ひげ・シーザー」の3人になってくるような気がします。
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