鉄仮面を付けて幽閉されていたサンジ。
これはサンジを“生まれなかったことにするため”のジャッジの意向なんだそうだ。
当然ながら、これは幼いサンジにとっては相当に辛いことだっただろう!
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顔を覆う鉄仮面、幽閉されたサンジについて。
重くて仕方ない鉄仮面を付けられての幽閉。
手枷や足枷をされるのもキッツいけど、鉄仮面をはめられての幽閉はかなり苦しいものだよねきっと。
その鉄仮面からは“鉄の匂い”がしてきたに違いない。
ワンピース833話より引用 幽閉されていたのはサンジであることが判明した!
当然ながら頭が痒くても掻くことは出来ないし、鉄仮面をずっと付けているとその痛みで頭の節々が痛くなることだろう。
なんなら呼吸することすら息苦しかったかもしれない。
ジャッジがサンジに対してこのような仕打ちをしたのはやはり、サンジの“顔を封じる”意味があったんだろうか?
単純に牢屋に幽閉するだけじゃ駄目だった。
サンジの顔を見るたびに虫酸が走るとか、そういった理由が背景に隠されているような気がする。
でも、ここでひとつ気になる点は“なぜサンジを殺さなかったのか?”という点だよね。
これまで見てきたヴィンスモーク・ジャッジならば、サンジを実際に殺害してしまう選択肢だってあるはずだ。
でも、ジャッジはそれをしなかった。
そろそろ“サンジのお母さん”の登場かな?
「母ならもう死んだ!」と聞かされているけど、もしかしたら生きているのかも?
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「弱く生まれてごめんなさい!」が痛い!
牢屋に閉じ込められたサンジは恐怖に怯え「弱く生まれてごめんなさい!」と懇願した。
バトワンはいじめられっ子だったし家庭内暴力も受けていたから、この時のサンジの気持ちは痛いほどわかる。
父親の“圧倒的な暴力”は本当に怖いものなんだよね。
◯【バトワン】いじめられっ子だった少年の頃の自分にメッセージを捧ぐ。
逆らったら暴力が飛んでくる。
言葉で解決しようと思ったら「言い訳するな」とか「屁理屈言うな」という言葉が襲いかかる。
灰皿や焼酎の瓶で殴られ、何が悪かったかもわからず「ごめんなさい」と懇願する。
当時のバトワンからは自尊心は徹底的に剥ぎ取られてしまったし、当時は「生まれてきたことが間違いだった」とすら思っていた。
子供の頃のサンジにしても、似たような気持ちだったんじゃないかな?
わけがわからないまま投獄され、闇の中で一人震えながら過ごす気持ちはとても心細かったに違いない。
逆をいうとこの経験が今の“強くて明るい紳士的なサンジ”を作っているんだとは思うけど、この描写は見ていて辛い感じだね。
あと、バトワン的には尾田栄一郎先生はこれでもまだ表現の仕方を抑えていると思う。
原作で描かれていない部分では、もっと酷い仕打ちが行われていたような気がしてならない!
とはいえ今回の政略結婚のエピソードは“ヴィンスモーク家の呪い”を本当の意味で断ち切るための重要なプロセス。
これを乗り越えて初めて“ヴィンスモーク・サンジ”は“ただのサンジ”になることができるんじゃないかな!
サンジがここをどうやって乗り越えていくのか、手に汗握りながら応援していきたい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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