【ワンピース】鷹の目が捉えた希望、ミホークの「幸せの定義」を考えてみる!

ワンピース6巻にて鮮烈な登場を果たしたミホーク。

彼は現在に至るまで七武海の座を守り続けている、数少ない人物のひとりといえる。

今回はそんなミホークの“幸せの定義”について思いを馳せてみたい!

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鷹の目が捉えた希望、ミホークの「幸せの定義」を考えてみる!

ミホークの“幸せの定義”について考えてみよう。

6巻で登場した時のミホークは以下の様な感じだった。

巨大ガレオン船をたった一人でぶった切った理由は“暇つぶし”

これにはド肝を抜かれた読者も多いだろう!

6ミホーク
ワンピース6巻より引用 ミホークは退屈に駆られていた

この時のミホークの言葉を真に受けるならば、彼は“退屈”に駆られていたと解釈することが出来る。

それが“世界一の剣豪”ゆえの退屈なのか、それとも“今の世界に対する退屈”なのか。

それは同じく6巻の時点で結論が出ていると思うんだ。

6ミホーク
ワンピース6巻より引用 ミホークはゾロに“死ぬにはまだ早い”と感じた

この時点で、ミホークはゾロに対して“久しく見ぬ 強き者”という感想を抱いている。

ゆえに、この時トドメを指せるはずのゾロにトドメを刺さなかったんだ。

この時のゾロ実力はミホークに対して遥かに劣るどころか、グランドラインの海賊たちと比較すればまだまだ“ひよっ子”のレベル。

それでもゾロを“強き者”と評価し生かしたということは、ミホークは今の海に“強き者”が皆無であることを“退屈”と定義づけているんじゃないかな。

そして、この時にゾロが見せた強さとは、剣士としての強さではなく“信念の強さ”であることも踏まえると、当時のミホークに見えていた“退屈な世界”とは、ある意味“信念なき世界”なのかもしれないね!

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楽しそうなミホークが、良い!

シャボンディの一件、マリンフォード頂上戦争の後に、ゾロはミホークに頭を下げた。

ミホークを越えるために剣の腕を磨きたい。

その一心だったんだろう。

そして、ゾロの行動はあの“退屈そうなミホーク”に笑顔をもたらす!

61楽しそうなミホーク
ワンピース61巻より引用 楽しそうなミホーク!

これまでのミホークが“信念なき世界”に退屈感を覚えていたとするならば。

ゾロのような人物はミホークにとって“応援したくなる”あるいは“その生き様を見届けたくなる”ような存在なんじゃないかな!

ゾロと出会ったことによって、ミホークは世界に“生きがいと興味、好奇心”を取り戻すことが出来たのかもしれない!

晴耕雨読を営むミホーク

また、比較的最新の826話では、ミホークが自分の食べる野菜を自分で自給自足していることが判明した。

自分で畑を耕して、必要な食べ物は自分で採取する。

まるで仙人みたいな生活をしてるな…って感じだよね!

ミホーク826
ワンピース826話より引用 畑を耕し日々を過ごすミホーク

この時のミホークもまた、麦わらの一味の情報を新聞で興味深そうに見ているような感じ。

悟りを開ききったようなミホークだからこそ、色々なことを知っている。

海を渡って立ち回り“自分自身の冒険”“最強”の名の元に安定の様相を見せようとしている。

そんなミホークにとって、ゾロたちの冒険はきっと見ていて面白くてたまらないんだろう!

最強の剣士になった自分がグランドラインで無双するより、ひよっ子であるゾロやルフィたちが苦難を乗り越えて活躍していく様子は、まさに胸が踊るような冒険物語なのかもしれないね!

現在のミホークはもはや“七武海”としてではなく、むしろ“ゾロの師匠”として、世の中を傍観しているんじゃないかな!

彼の“幸せの定義”は言語化することが難しいところだけど、少なくともゾロ達の存在によって“退屈からの脱却”を果たしたことは間違いないだろうね!

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