全体的に解説色が非常に強かった今回のワンピース1023話。
以下、本編を読んでのバトワンなりの感想&考察を示していきたいと思うよ!
戦いとしても一応は新たな伏線がセットされはしたものの…?
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1023話ネタバレ確定感想&考察、20年の喪失をどう埋める?[→1024話]
まず最初にチェックしたいのは以下のカット。
ここではサンジが体の違和感を明かしたシーンだ。
レイドスーツを来たことによってなにか変化が起こったようで、それをゾロに打ち明けている。
サンジの「体がちょっと変なんだ」対し、ゾロの「まゆげが?」の返しが面白くて最高だったかなw
ワンピース1023話より引用 違和感を伝えるサンジ!
上記のカットは今回の1023話のツカミの部分となり、個人的に一番印象が強かった部分のひとつかも。
ただ、それ意外はヒョウ五郎らによってずっと解説がされていた…って感じがしたかな。
たとえば以下、サンジとクイーンの戦いは場面だけを見れば盛り上がっていたんだけれども…。
ワンピース1023話より引用 場面だけを見れば盛り上がっていたんだけれども?
上記カットはまさに白熱のぶつかりあい!って感じで、このシーンだけを見たらかなり良い感じ。
しかしながら、このシーン前後ではヒョウ五郎らが「おい親分衆、加勢しようなんて思うんじゃねェぜ!」とか「見ろ、邪魔だけはしてくれるなって顔に書いてあらァ!!」などと、謎の存在感を発揮してしまっていた。
これによって、サンジよりもヒョウ五郎のほうが悪目立ちしてしまっていたように思う。
本当ならサンジやゾロに感情移入して読みたいところが、ヒョウ五郎がクローズアップされたことで読者の視点は“観客”になってしまったんだよね。
個人的にはなんか盛り上がらない運びだな、と思ってしまったかな。
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ゾロに対しても同様の現象が!
また、ゾロに関してもゾロに対しても同様の現象が。
これはさすがに狙ってこういう表現を使っている…といって間違いないと思う。
以下のカットではヒョウ五郎と河松がゾロのことを語っているだけど…。
もはやこのシーンでのゾロは読者にとっては「遠くで戦っている強い他人」といった感じで、今までの「一緒に作品を歩む仲間」ではなくなってしまっている印象。
剣豪リューマの子孫である可能性は盛り上がるべきポイントなんだけど、ゾロという存在が遠く置かれすぎて前のめりになれない感じだったね。残念。
ワンピース1023話より引用 ゾロという存在が遠く置かれすぎている…。
で、今回のラストは以下のカットでフィニッシュ。
ついに巨大な龍になってしまったモモの助…。あーあ、しのぶ…ついにやってしまったね取り返しのつかないことを!
でもやると思ってた、赤鞘もしのぶもそういうタイプの人間だし、大人としてモモの助を止めてあげることはしなかったんだね。
もともと8才だったモモの助はしのぶの術によって28才にされてしまった。
これで危惧していた通り「8才の知能と経験しか持たない28才」の出来上がりだね。可哀想に。
ただしい判断ができる大人なら、いかなる状況でもこれだけはやってはならなかった。
ワンピース1023話より引用 ただしい判断ができる大人なら、いかなる状況でもこれだけはやってはならなかった
そしてこれも少し前の考察で示したけれども、しのぶは予想通りわんわん泣き叫んでいた感じ。
ただ、これは想定よりもっとひどい理由だったと思う。
バトワンとしては「20年の経験を奪った罪」について責任を感じて泣くものと思っていたんだけど、しのぶは「誰かの姿(たぶんおでん)と重ねて泣いていた」だけなんだよね。
ずっと侍たちは「誰かのためではなく、自分を中心に考えるひとたち」だと思っていたけど、今回のしのぶは本当にひどかったと思う。
大きな龍になったモモの助はとても格好良かったし力強かったけど、さてこれからどうなるだろうね?
たとえカイドウを倒したとして、そのあとモモは失われた“かけがえのない20年”の人生を取り返すことはできるのか。
ついに取り返しのつかない不幸を背負ってしまったモモの助だけど、それが取り返せる手段が残されているものと祈りたいところだ…!
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