【ワンピース】20年の歳月が必要だった理由を逆算的に考える!

950話で面白かったテーマのひとつが「20年の年月」に込められた意味、だよね!

今回はこれについてバトワンなりに考えていきたいと思う!

これはけっこう難しい部分なんだけど、掘り下げるに相応しいテーマでもある気がするかな!

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20年の歳月が必要だった理由逆算的に考える!

まず最初にチェックしていきたいのが以下のカット。

「なぜ20年もの年月が必要だったのか?」という点について指摘するアシュラ童子。

これについては色々と考えることが出来ると思うんだけど、ここに理由を与えるとすれば以下の仮説が最も有力。

「トキ様はトキトキの実の力で未来を覗き見し、20年後が最適だと判断した」

鶴の恩返しは機織りを覗かれる場面があるけど、そんな感じでトキ様は時を編み、未来を覗くことが出来る…みたいなね?たとえば!


ワンピース950話より引用 20年である理由を求める3人!

この仮説を当てはめる場合、次は「20年後の今がなぜ最適なのか?」という問いに答える必要がある。

アシュラ童子が語った10年後のあの時。侍は大量に死んでしまった。

つまりトキ様が20年後のほうが最適だと判断してモモの助達を現代に送り込んだのならば、彼ら侍の大量死を差し引いても今のほうがメリットがあるということだ。

トキ様によって選ばれた時代。そこに存在する特別なもの。

そういった点に思考を走らせると、色々とロマンが湧いてくるよね!

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何が決め手になったのだろうか?

20年後の今が意図的に選ばれたとするならば、ワンピースの読者としては主人公である「ルフィがワノ国に訪れるベストタイミングだから」と思い込みたくなるというもの。

仮に18年後に送られていたとしたら、モモの助たちが新世界を逆走し始めた時、ルフィは東の海だもんね。

「主人公本位主義」の考え方になってしまうかもしれないけど、トキ様がトキトキの実の力を考慮して“ルフィの存在”を感知していたとしたら。

力をつけたルフィとモモの助を、ベストな形で引き合わせようと頑張ったの結果が今の状況なのかも?


ワンピース919話より引用 トキ様の残した言葉。何が決め手になったのだろうか?

ただしそうなってきた場合、今度は“運命という概念”についても色々と物議が醸されることになってくるところだよね。

仮にトキ様の画策によってモモの助が20年後の今に送り込まれ、ルフィと出会ったとするならば。

その出会いによって確実にルフィの運命は変わったといえる。

言い換えるなら、トキ様は「ルフィの運命の流れ」に対し外部から干渉し、それを歪めたともいえなくもないと思うんだ。

通常の出会いと別れではなく、意図的に導かれた運命の利用。

これは“支配”とは少し違うと思うけど、ルフィの運命の一旦はトキ様に(相互的でなく一方的に)利用されてしまった…という見方も出来るところだ。

人との出会いはそもそも選びにくいものだけど、必然的に操作された出会いをルフィはどう受け止めるのか?

この辺りはやや解釈が難しい部分でもあると思うけど、掘り下げれば掘り下げるほど深みが出て来るポイントだったりするんじゃないかな!

この性質のワクワク感はワンピースでは久々なので、以降の新情報追加が楽しみ!!

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