【ワンピース】893話「C家36女フランペ」ネタバレ確定感想&考察!

すれ違う兄妹の仲!

作中中盤では、カタクリとフランペのすれ違う思考が描かれることとなった。

2人は紛れもなく「家族」なんだろうけど、互いの思いは驚くほど混じり合っていないみたいだ…。

フランペの「おせっかい」は、結果的にカタクリを傷つけることになってしまった!

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自らの腹をえぐるカタクリの心境&フランペに飛ぶ血について!

以下は今回の893話にて最も印象的だったと感じる2つのカット。

自らの腹をえぐるカタクリの心境はどういったものだっただろう?

1対1の男の勝負を邪魔されてしまったことに対して、強い憤(いきどお)りを感じてしまったのは間違いないはずだ!


ワンピース893話より引用 1対1の男の勝負を邪魔されてしまったことに対して、強い憤りを感じてしまったのは間違いないはずだ!

この憤りにも、幾つかの思いが入り混じっていたことと思う。

  • フランペに対する「なんで邪魔するんだ!」という怒り。
  • 自分自身に対する「決闘の妨害に気付けなくて悔しい」という怒り。

上記の2つの感情が混在している中で彼が選んだ行動こそが「自らの腹をエグる」というものだったんだろう。

現在のカタクリは複数の怒り&腹の痛みが入り混じり、非常に複雑な心理状態になっていると思う!!

また、このカットに繋がる以下のシーンはさらに印象的だった!


ワンピース893話より引用 カタクリの血しぶきがフランペの顔に飛ぶ!

フランペの顔に飛ぶカタクリの血しぶき。

フランペとしては「褒められると思っていた」わけだから、まさかこの展開は予想外だったと思う。

上記カットの笑顔には、予想していた反応と異なった状況が訪れたことに対する困惑が表れている気がするかも!

これはとても印象的で、つい食い入るように何度もみてしまった場面だ!

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激怒するカタクリと、手の平を返すフランペ!

フランペが取った「不要な援護」に激怒するカタクリ。

誰にもみられたくなかったはずの「耳まで裂けた口」をむき出しにして、フランペを叱責していたのが印象的だった。

本来ならば「侵入者である麦わらの一味の船長、ルフィを排除すること」が現在の最重要ミッションなはず。

冷静に見ればフランペの行動は結果的にファインプレーだったと思うけど、カタクリは総判断しなかったことがわかるね!


ワンピース893話より引用 カタクリは任務より誇りを優先し始めた!

上記カットの叱責からは、カタクリが「任務」より「誇り」を優先し始めたことがわかる。

何度も立ち上がるルフィの行動が、カタクリの反応を変化させたことはいうまでもないだろう!

ちなみにこの顔を見たフランペは一気に手の平を翻し、カタクリを罵倒する側に回っていた。これも中々のインパクトを感じた部分だと思う!!


ワンピース893話より引用 一気に手の平を翻し、カタクリを罵倒する側に回ったフランペ!

さっきまでは「憧れのお兄ちゃん」とか言ってたくせに、あっという間の立場の変化。

勝手に兄に憧れたくせに、口のギザ歯を見るやいなや、今度は勝手に失望するありさま…。

なんだかフランペのこういう行動にはある種の恐ろしさを感じてしまったかも…!

あ、ちなみに彼女が口にした「フクロウナギ」っていうのは以下の様な魚ね!


ウィキペディアより引用 フクロウナギっていうのはこういう大きな口をした魚なんだってさ!

フクロウナギっていうのは口が非常に大きい魚で、小笠原諸島近海などの水深1200m-1400m付近でよく見られる深海魚の一種なんだそう。

うーん、ってことはカタクリはやはり魚人の血を引いているのかな?

三つ子であるオーブンやダイフクにはこのようなギザ歯が無かったけど、この辺りどういうロジックになっているんだろうね!気になる!!

最後のページでは、今回の893話の締めくくり周辺について触れていこうと思うよ!

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