手のひらをクルクルと翻す愚かなる大衆。
前話の971話ではその辺りについて詳しく描かれることとなった。
で、今回はさらに状況がヒートアップしてきた感じがするね!
以下、972話を読んでの感想&考察を示していきたい!
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972話ネタバレ確定感想&考察、声を揃えておでんに候![→973話]
今回の972話で描かれた大衆の掌返し。
今回のエピソードまでを総合して考えると、尾田先生の考える感動の定義のひとつに「悲劇の主人公×愚かなる大衆」っていうのが存在しているであろうことがわかるね!
光月おでんとワノ国の大衆はまさにそれをしっかりと演じてくれたように思う!
ワンピース972話より引用 手にひらを返す民衆のリアクションについて!
ついさっきまではおでんの処刑を見世物のように面白半分で見物していたくせして、あっという間におでんを応援し始める大衆たち。
この様子は正直いって、一貫して悪役であるオロチ以上にムナクソだった気がするかな…!
オロチの復讐心を生み出した「正義の味方」の幾分かには、彼ら大衆が含まれていたに違いない…!
で、次にチェックしたいのは以下のカット。
ワンピース972話より引用 完全に応援ムードの赤鞘たち…!
700度にもなろうかという釜の中で耐え続けるおでんの上で、ただただ指を加えて応援している赤鞘九人男たち。
確かにおでんはカイドウらに約束を取り付けたからといって、お前らの動きはそれで良いのか…。
おでんの愚直さ&正直さ(愚かさも含む)には好感が持てる部分があるけれども、赤鞘に関しては挽回する時をどんどん失ってきているのがわかる。
しかも後述するけど、このあと赤鞘は「ダッシュで逃げる」という流れになるわけだもんね。
おでんが耐えた1時間は何だったのか…と感じてしまったかも。
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ダッシュで逃げる赤鞘九人男…!
気合奮闘の光月おでん。
彼は最後まで「人を信じすぎる」といった意味でバカ殿っぽい部分があったけど、それでも豪勇であったことは間違いない。
不器用ながら、あれだけの釜の中で家臣を守ろうとしたことは事実だし、そこは“伝説”と呼んで差し支えないだろう。
同じ死に方をできる人間がワンピースの世界に他にいるのかどうか…と考えると、そのす様jさがよくわかるね!
で、今回最大の疑問となったのは以下のカットだ。
ワンピース972話より引用 ダッシュで逃げる赤鞘九人男…!
1時間のグツグツタイムを終えたあと、おでんによってぶん投げられた橋板。
なんとここから赤鞘九人男たちは「ダッシュで逃げる」という流れとなった。
最後の最後までおでんがカイドウ&オロチを信じていた…っていうのもあるとは思うけど、ここは誰もが「それならグツグツタイムの前にこの動きに出とけよ」と思ったはずだ。
こうなると、おでんがなぜにわざわざ1時間煮られたのかクエスチョンマークが拭えない。
ここで九人男が全員生還出来たのならば、おでんも逃げようと思えば逃げられたのではないのか。
ここ現時点ではちょっと思考回路が読めないので、今日明日〜もしかしたら今週かけておでんがそう考えた理由を考えてみたいと思うよ!
よし、長くなっちゃったので続きは後半で!
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