いくつもの不確定要素が少しづつ固まっていく中で、キャラクター個々についての解釈がしやすくなってきたワンピース。
今回は974話までの内容を踏まえつつ、975話・976話につながる謎と伏線を追っていきたい。
何はともおあれ、錦錦えもんについての見え方がほぼ完全に固まったのが大きい進展だね!
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975話・976話につながる謎と伏線、錦えもんの人物像が捉えやすくなってきた![→977話]
策士or策士ではない…という論争(?)があった錦えもんだけど、974話ではもう「策士ではない」ということが確定したと思う。
自殺同様の海に飛び込もうとする姿勢が「裏切り者をあぶり出すため」という考え方が唯一の命綱だったんだけど、錦えもんの狙いはそうではなかった。
むしろ以下、いきあたりばったりの理屈を提示してモモの助を納得させようとしている感じ。
「少数だからカイドウが討てる」と考えるのならば、最初に5000人集めようとしていたことと矛盾が生じるし、よってこれにて錦えもんの戦略力についての論争は終わりとしていいだろう。
ワンピース974話より引用 錦えもんの戦略力についての論争は終わりとしていいだろう“策士の肩書き”を持っていたとしたら、軽率と判断されかねない場面だ。
しかしその重荷をおろした今となっては、別に違和感がある行動ではないだろう!
ワンピース974話より引用 この行動は今となっては、別に違和感がある行動ではないだろう!
モモの助の世話を放棄して破滅の海に飛び込もうとした錦えもん。
彼はとにかく「その場の感情で判断する男」であることが確定した。
しかもその行動原則はわりとダイレクトで、即断でモモの助を置き去りにしたり、即断でカン十郎の首を跳ねようとしたり出来る。
これは身内に対する情の薄さ、思慮の浅はかさを示す反面、極めて高い判断力&行動力を持つと見て取ることが出来るかもしれないね!
こういう人物像確定も「錦えもん=策士」という構図が完全に崩れたからこそ可能になったものだといえると思う!
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黒炭カン十郎について!
で、後半では黒炭カン十郎について振れていこう。
これに関してはゾウ編あたりからおかしな動きが多く出ていたので、察することが出来る内容だったと思う。
ただ、赤鞘九人男では彼と同様に錦えもんも不穏な動きをしていたため、特定が難しい部分があったよね。
何はともあれ、カン十郎がスパイと確定してここも一歩進展!
ワンピース974話より引用 カン十郎がスパイと確定してここも一歩進展!
カン十郎に関しては、オロチから“終幕”を伝えられたことによって、自ら役を降りるに至った様子。
これから先はオロチ陣営の強敵として立ちふさがることになるのだろう。
しかしともあれ、カン十郎は長らくおでん様と共に行動した人物でもある。
全く情が移らないかと言われれば「そんなことある?」と思える部分があるかもしれない。
同様に今回錦えもんはカッカしてカン十郎に斬りかかったけど、冷静になったらどう判断するか。(説得仕様などとするかもしらない)
以降、扱いが難しいポジションになってくることは間違いないだろうね!
で、ラストは以下のカットに触れておきたいところ!
ワンピース974話より引用 百獣海賊団との戦いが迫る!
破滅の海に飛び出そうとした錦えもんの前に、ルフィ・キッド・ローという頼れる仲間がついに到着。
錦えもんはついさっきまでルフィたちをないがしろにしていたわけだけど、さてこれからどう振る舞うか。
また、いつのまにやら合流していたキッドの活躍からも目が離せないところ。
次回の975話はこれまで以上に一段と、盛り上がる要素がてんこ盛りになってくるような予感がする!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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