【ワンピース】SF用語関連まとめ考察、タイムリープ、タイムパラドックス、バタフライエフェクトなど!

20年の年月を越えて今へやってきた錦えもんたち。

今回は彼らのタイムスリップについて直接的に考えるのではなく、その基礎となるSF用語について触れていこうと思うよ!

これらの要素を理解した上で彼らの時空跳躍について考えていくと、色々と見え方が変わってくる気がするかもね〜!

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SF用語関連考察、タイムリープ、タイムパラドックス、バタフライエフェクトなど!

ということで、まずは以下のカットから触れていこう。

ワンピースで登場したタイムスリップは今のところ「トキトキの実」の能力によるもの。

未来への一方通行ではあるものの、直接的に時間に対して影響を与えている点ですごい能力だよね!

光月家の未来を託されて未来へと逃された侍たち…うーん、格好良い!


ワンピース919話より引用 錦えもんたちは20年の過去から現代へやってきた!

ちなみにここで理解しておきたいのは「同じ悪魔の実の能力者は、同時に1人しか存在出来ない」というルール。

トキ様がトキトキの実の能力者として過去から未来へ時間のジャンプを繰り返してきたのなら、ジャンプしている間の「空白」には、トキトキの実の能力者は存在できなかったことになるだろう。

つまり、トキトキの実は他よりも圧倒的にレアな悪魔の実なわけだね!すごい!!

さて、ここからは早速SF用語について触れていこう!

タイムスリップ&タイムリープについて!

まずはタイムスリップ&タイムリープについて触れていこう。

これは「時間を移動すること」全般を指している言葉。

未来へ行ったり過去へ行ったりすることを総称してこう呼ぶようだ。

呼び方は意外に結構色々なバリエーションがあったりするので以下!

バトワンが知っているタイムスリップの呼び方と、その使い分け(の解釈)は以下。

  • タイムスリップ(時間を移動すること全般、不可抗力含む)
  • タイムワープ(タイムスリップと同様)
  • タイムトラベル(時間移動の技術をある程度しっかり制御できているケース)
  • タイムリープ(タイムスリップと同義or精神だけが過去に戻るとかのケースもある)

詳しい人からしてみれば他にも色々な呼び名が合ったりすると思うけど、有名なのは主に上記の4つなんじゃないかな!

では、次にタイムスリップの方法について触れていこう!

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タイムスリップの方法について!

タイムスリップには大きく分けて2つの種類がある。

  • 未来へのタイムスリップ
  • 過去へのタイムスリップ

このように分類した場合、過去へのタイムスリップのほうが格段に難易度が高いと言われてる感じだね!

ここ、未来へのタイムスリップは人体を凍らせるなどして「コールドスリープ」し、時間が経過したあとに解凍する…という方法が現在の科学では最有力。

タイムマシンでビューン!と未来へ飛んでいくよりは、こっちのほうがかなり現実的な感じかも。

対して、過去に対するタイムスリップは時空の穴である「ワームホール」のようなものを使うなどしなければ成立できないと考える向きが強いようで、こっちは今の技術ではかなり難しそうな印象を受けるかな!

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タイムパラドックスについて!

次にタイムパラドックスについて触れていこう。

有名なのは「親殺しのパラドックス」という思考実験だね!

タイムトラベラーが過去に戻って自分の親殺した場合、自分もこの世に存在できなくなるのか?という矛盾のこと。

多元宇宙論とかパラレルワールド(平行世界)の要素を踏まえると「未来が分岐する」ということで、一応は解決できる問題だったりするのかもね!

ちなみにSF映画とかだと、こういう「過去改変」は色々な形でテーマにされる。

歴史でいくなら「もし本能寺の変が起こらなかったら?」とか、そういう感じのやつね!

こういうテーマは「if」になるんだけども、考えていくと面白いので個人的にはかなり好き。

また、こういう過去改変を起こさえないように、時間警察による「タイムパトロール」みたいな概念が登場することもしばしば!

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バタフライエフェクトについて!

これは上記のタイムパラドックスの類似なんだけど、より難解。

要するに「すっごい過去」に戻って何か“小さなこと”をした場合、そのちょっとしたズレが未来へ進むに連れ大きくなり、最終的には全く違う未来に繋がってしまうのではないか…といった考え方・現象を指す言葉。

例えば江戸時代にタイムスリップして、特に大きなこともせずに現代へ戻ってきたとする。

しかし、この過去滞在時に行った小さな事(茶屋で団子を食べるなど)が未来へ甚大な影響を与えるかも?…って考え方だね!

これは「風が吹けば桶屋が儲かる」に近い考え方をイメージするとわかりやすいかも。

例えば茶屋の例でいけば以下のような流れとかはバタフライエフェクトの好例じゃないかな?

行動:茶屋で団子を食べる
→この時たまたま目の間を1人の侍が通り過ぎていく
→侍は茶屋に行きたかったけど、席が埋まっていたので別の場所を探した
→しかし本来、この侍はこの茶屋に立ち寄り、その店の娘と恋に落ちる予定だった
→つまり、あなたが団子を食べたことで、この出会いが失われてしまった
→しかも2人の遠い子孫は後世に名を残す、偉大なる人物(発明家など)だった
結果:偉大な発明が失われた

ぬおぉ…?!「団子を食べたことが原因で、偉大な発明が失われいる」…だと?!

ってことでね、これがバタフライエフェクトの効果とされている現象の一例。

人の運命とは数奇なものだけど、こうやって見てみるとこういう展開も起こりえるような気がする〜!

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エヴァレットの多世界解釈、パラレルワールド!

で、ラストは「エヴァレットの多世界解釈」とかについて触れていきたい。

これは俗にいうパラレルワールドの概念だね!

道を歩いている時、あなたには右へ曲がるか左へ曲がるかの選択肢がある。

右へ曲がる未来も存在しているし、左へ曲がる未来も存在しているけど、同時に2つは選べない。

右へ曲がれば幸運になるかもしれないし、左へ曲がれば不幸になるかもしれない…ってことで、この時点で複数の未来が存在していることになる…!という考え方だね!

さらに突き詰めると、これは自分自身だけに起こっていることではなく、友達とか家族とか、全く知らない人、動物や昆虫にも、常に同時に起こっている選択。

これらの“無数の未来”が重なり合って、時空が作られている…!というのが、多世界解釈・パラレルワールドの考え方の骨子のようだ。

パラレルワールドって夢があるけど、未来が無数にあることを思うと…一度時空を渡ってしまったら戻ってこれないような恐ろしさがあるね〜…!

しかしともあれ、SFの物語テーマとしては、かなり最高の切り口であることは疑いの余地がないだろう!!

ということで、今回は「タイムスリップ、タイムパラドックス、バタフライエフェクト、パラレルワールド」などについて、知っていることをまとめてみた。

バトワンの知識も完璧じゃないと思うからアレだけど、これらの点を踏まえつつ(調べたりしながら)考察していくと、錦えもんたちの動きにも新たなる見え方が発見できるかもしれないね!

未来へ渡る神秘的なトキトキの実…。この能力にこれらのSF用語を当てはめることは出来るのだろうか…!

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