【ワンピース】WCI編で「凄いなぁ!」と感じた表現4つ考察、ケタ違いの描写に戦慄した場面!

ワンピースを読んでいると、時折「ケタ違いの描写」に出くわすことがあると思う。

いや、これはバトワンが勝手に思い込んでるだけのことなのかもしれないけど、本当にスゴすぎてビビってしまう場面もあるんだ。

…ということで、今回はWCI編で最も印象的だった4つのシーンについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

合わせて「なぜソコが凄いと思ったのか?」みたいな部分についても語っていきたい!!

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WCI編で「凄いなぁ!」と感じた表現4つ考察、ケタ違いの描写に戦慄した場面!

世の中には色々な漫画があるわけだけど、ワンピースの表現は本当に頭ひとつふたつ抜きん出ているものが多いと思う。

全体でいけばもっと沢山あると思うんだけど、今回はWCI編だけに絞ってそういう場面に触れていきたいと思うよ!

どれもバトワンがゾクゾクっとしたようなシーンばかりだ!

まずは最新、以下の891話の描写から!


ワンピース891話より引用 すごく凝ってる戦闘の描写!

上記の一連の流れは、本当に凝っている戦闘描写だと思う。

カタクリのモチ攻撃からルフィの抵抗、発想の転換、逆サイドからの脱出…と、一連の思考の流れを描写だけで表現したすごい場面だったと思った!

こういう表現をたったこれだけのコマにコンパクトにまとめるのって、本当に難しいことだと思うし、凄い!!

普通ならモチに押しつぶされたルフィの顔をアップにでもして「このままじゃ窒息する…。そうだ!柱を壊して脱出しよう!!」みたいなフキダシを使いたくなりそうなものだけど、そこをあえて省いて表現している辺りに巧みさを感じるところだ!まさに職人!!

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寂しい海に火を灯す!

ちなみにバトワンとしては以下のシーンもとても好きな場面。

ワンピースの物語は「不思議な土地を冒険すること」がひとつの醍醐味だけど、このシーンは「水あめの海」の特性をよく表していると思う!

火を灯して水あめを溶かしながら進む暗い夜。

独特の静けさが辺りを包んでいる感じに、この土地特有の物悲しさを感じてしまった!


ワンピース830話より引用 火を灯して水あめを溶かしながら進む暗い夜。独特の静けさが辺りを包んでいる!

昼間は流動的な動きをしているっぽい水あめの海も、夜になると固まってしまう。

このことは、地域に「寒暖の差が激しい」ことを物語っていると思う。

昼間はジリジリ熱そうな感じだったけど、よるはとても冷え込むんだね!なんだか不思議なロマンを感じてしまったシーンだ!

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幼少リンリンの暴走!

次に触れてみたいのは以下のカットの幼少リンリン。

今でこそクレイジーモンスターなビッグマムだけど、その頭角はこの頃から出ていたみたいだ。

幸せすぎるバースデーパーティーと、自分でも制御できない自我。

絶妙なコントラストが、行為の残酷さ&グロテスクさを際立たせていると思う!


ワンピース867話より引用 絶妙なコントラストが、行為の残酷さ&グロテスクさを際立たせていると思うシーン!こわい!

このシーンは、リンリンという少女のとても恐ろしい側面を映し出していると思う。

当時の彼女には「自分のしていることを理解していない恐ろしさ」があるといえるんじゃないかな!

無自覚な悪意というか…そういう最も残酷な部類に入る無邪気さが、彼女を絡め取る狂気を物語っているような気がした!

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美しく空を舞う月の獅子・スーロン!

で、ラストに触れてみたいのが以下のカット!

このシーンはおそらくアニメで見るよりも、1枚のカットとして確認したほうが凄さが理解しやすいような気がするかも。

あふれすぎる躍動感にビビったこの場面。

バトワンがこれまで読んできた「漫画の常識」の根底を、強く揺さぶられまくってしまった…って感じがするかもしれない!


ワンピース888話より引用 バトワンの中の漫画の常識を揺さぶられまくったワンシーン!

たった1つのコマの中に、スーロン化したキャロットの動きやダイナミックさがバッチリ詰め込まれているこの場面。

奥から手前に跳んできている感じだと思うけど、迫力が本当に半端ないと感じました!

前後のシナリオによってコマ単体の評価は変わるものだと思うけど、バトワンにとって上記のカットは、20年続いたワンピースの中でも「最も好きな1コマのひとつ」になったかもしれない!

今後もこういった神がかった表現がバシバシ登場してくるだろうし、WCI編もラストまで気が抜けないね!!

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