【人造人間100】9話ネタバレ確定感想&考察、血への囚われについて![→10話]

まだジャンプを支えるほどには成長してないものの、いい感じで伸びてきた人造人間100。

今回は9話を読んでのバトワンなりの感想&考察を示していきたい!

今回はこの作品の背景設定の優秀さが際立つ展開だったね!

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9話ネタバレ確定感想&考察、血への囚われについて![→10話]

まず最初にみていきたいのは以下のカット。

こちらでは歌姫ロキシーの“叶わない夢を持ってしまった絶望”について語られている。

そうだよね、これはつまり「叶わない夢なら持たなければよかった」ってやつ。辛いね…。

しかも、今の相方に出会ってしまったことで、まがいなりにも“希望の光”を見出してしまった。

これはたしかに、精神的に依存してしまってもおかしくはない…。


人造人間100 9話より引用 これはたしかに、精神的に依存してしまってもおかしくはない…!

この作品は今のところ、人間の心理の深いところまで降りていくような描写はない。

なんだけど、上記カットにおける設定を公開することで“深い部分まで考察する余地”を与えてくれている点が嬉しいところ!

表現を見て「ああかな?こうかな?」と考えることはキャラクターに対する感情移入にもつながるし、めっちゃいいことだね!

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人造人間によるロキシーの殺害!

またシナリオ後半では、人造人間によってロキシーの殺害が起こった。

これはかなりショッキングなシーンだよね。

これまで相棒だと思っていた相手に、後ろから心臓を一突き。

このときのロキシーのリアクションをみるに、彼女は相棒を完全に信用していたに違いない!


人造人間100 9話より引用 人造人間によるロキシーの殺害!

しかし反面、相棒のほうは信頼などという感情はとくになかった様子。

以下のカットでも明かされたけど、人造人間は“血に捉われている”とのことだ。

ロキシーの血から、あしびの血へと優先順位が変わったことで、その事実が如実に浮き彫りになった。


人造人間100 9話より引用 ロキシーの血から、あしびの血へと優先順位が変わったことで、その事実が如実に浮き彫りになった。

この“血に捉われている”というのも、本作の面白い要素。

人造人間はあくまで“人造”なわけだけど、なぜ血を欲するようにプログラムされたのか。

また、その血の優劣は何によって決まっているのかなど、謎が多いところだよね。

そもそも人造人間に感情や記憶は存在するのかも疑問になってくるし、それらが「ある」とすれば、血の誘惑は彼らの自我を失わせるほど強烈なものであるということになる。

いずれにしても、この戦いが終わるときにはロキシー人造人間から何らかの手掛かりがつかめることだろうから、以降はその辺りを楽しみにしていきたいところだね!

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