超常が起こり、個性を持つ人々が生まれたヒロアカ世界。
この世界観はかなり深く練り込まれていて、個人的にはワンピースやハンターハンターにも引けをとらない水準になっていると思う。
ということで今回はヒロアカ世界より「まず闇が生まれ、次に光が生まれた」みたいなところに触れていきたいと思うよ!
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まず闇が生まれ、次に光が生まれた…みたいな話!
ヒロアカの1巻の最初のほうで描かれた以下のカット。
スタートとしてはワクワク感が大切なこともあり「ヒーロー」という輝かしい部分がクローズアップされるところか始まった。
しかし実際にシナリオが走り出してしまうと、世界の裏側にはびこる“暗い部分”にも少しづつ光が当てられることになってくる。
中でも闇にうごめくヴィラン連合の存在は、最後の最後までシナリオに深く影響を与えていくだろう!
僕のヒーローアカデミア193話より引用 輝かしいヒーローの歴史…って感じで語られた最初のほうの一コマ!
ヒーローが必要とされる背景には、確かに「ヴィランの存在」があった。
超常が起こることによってまず悪が生まれ、それを対処すべくヒーローが生まれた…ということ。
ヴィランが生まれなければヒーローという職業も生まれることはなかったし、オールマイトというカリスマも誕生することがなかったはずだ。
このあたりは“ただ、そういうもの”だとは思うんだけど、あえて言語化して再認識すると、互いが対の関係になっていることがよくわかる。
「光の中で闇は存在できない」なんていうけど、真実は逆かもしれないね。
これらのことを踏まえると、まず最初に「照らしきれないほど広大な闇が存在していた」背景を感じてしまうかも!
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ホークスの目指す社会は現実味が薄いものの…?
前半の内容を踏まえると、以下のカットのホークスの屈託のない笑顔が思い浮かぶ。
このワンシーンは彼の夢というか、将来のビジョンのひとつだと思うし、色々な新情報が明かされた今となっても、以下の考えに偽りはないと思う。
「ヒーローが暇を持て余す世の中にしたい」
しかし冒頭で述べたような前提を踏まえれば、この考えは「実現するのは難しい」ように感じてくるところだ。
広大な宇宙を光で照らしきれないように、人の心の闇もまた。
僕のヒーローアカデミア186話より引用 ホークスの目指す社会は現実味が薄いと思う。しかし…。
ただ、だからといってホークスの発言が間違っているかと問われれば、それはNOだと思う部分も。
人の心の闇がたとえ照らしても照らしても完全には光に包み込めないモノだったとしても、かといってそれを放棄してしまうのは違うと思うんだ。
心に闇が生まれれば、そのぶんヴィランも増えてくる。
それによって悲しんだり、苦しんだりする人が多ければ多いほど、さらに光はかき消され、世界は闇に包まれていくことだろう。
オーロフォーワンは「守るものが多くて大変だなあ ヒーローは」みたいなことを言ってたけど、まさにこれはその通り。
もともと世界を包み込んでいる闇がとても深いものだからこそ、オールマイトのようなヒーローの放つ光が一段と輝いて見えるのかもしれないね!!
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