出久がどんどん成長していくのと並行して、オールマイトの“制限時間”が刻々と迫っている。
特にその制限時間が決定的になったのが、僕のヒーローアカデミア7巻かもしれないよね。
この展開はかなり衝撃的だったんだけど、ある程度予想はついていた…ついていたからに…胸が痛い!!
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オールマイトが死ぬ?ホーリーシットと胃袋全摘。
絵のタッチが完全にアメコミ調だから、とても陽気に見えるヒーローアカデミア。
…なんだけど、表面的な印象が“陽気”だからこそ、いざという場面とのギャップが、激烈に迫ってくるものを感じるよね。
特に、以下のカットなどは印象的かもしれない。
僕のヒーローアカデミア7巻より引用 自分の制限時間を語るオールマイト。今後が心配…。
出久と出会った時、既にオールマイトは“後継者”を探していた。
出久は無邪気にオールマイトのようなヒーローに憧れていた中学生だったわけなんだけど、オールマイトとの出会いによって“プロの厳しさ”を目のあたりにすることになったんだよね。
いつも“大胆不敵な笑顔”で敵を蹴散らしている、と見えていたものが実は“内に沸く恐怖から自分を欺くため”だったり、“平和の象徴”だから、辛い部分を見せられない…という部分だったり。
“個性”が無いから現実を見なくては行けない…という立場だった出久。
でも、オールマイトから“個性”を引き継いだとしても、それはそれで過酷な“現実”が立ちはだかってたりする。
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ホーリーシットと胃袋全摘
オールマイトの活動できる時間帯はどんどん短くなっていってるよね。
で、活動限界に近づくと“ホーリーシット”と呼ばれる状態に陥り、変身が溶けてしまう。
僕のヒーローアカデミア1巻より引用 ホーリーシットに苦しむオールマイト。無理しないでくれ!
そりゃそうだよね、オールマイトだって万能じゃない。
オールマイトはコミカルに口から血を吹くことが多いわけなんだけど、これもオールマイトの“不完全性”を表しているといえそうだよね。
血を吹いている描写が何となく陽気でギャグっぽいからスルーしがちなのかもしれないけど、結構オールマイトはシャレにならない状態であるに違いない。
僕のヒーローアカデミア1巻より引用 オールマイトの傷はとんでもない状況だった…。
呼吸器勘半壊、胃袋全摘。
これ、普通に考えたら、入院生活モノだと思うんだよね。
少し調べてみると、ここ最近では胃袋全摘をした場合、胃袋の代わりに食べ物を一時的に蓄える人工の胃を作る手術をするのがメジャーなのだとか。
自分の空腸(小腸の一部)を切り取って折り返し、パウチ(袋)を作って挿入する…といったなかなかエグい処置が必要であるようで、とても敵(ヴィラン)と戦えるようなコンディションにはならないっぽい感じ。
医療については専門家じゃないからわからないんだけど、上記を確認しただけでも“よほど悪い”ということは簡単にわかる。
出久は“オールマイトへの憧れと信頼”で一直線になっているのであまり見えていないかもしれないんだけど、オールマイトのコンディションは常に相当悪いことは間違い無さそう。
週刊少年ジャンプではこれから敵(ヴィラン)のアジトにヒーロー総出で殴りこみに行くような感じなんだけど、果たしてオール枚とは無事に帰ってこれるだろうか?
オールマイトが来てくれた時の安心感はハンパないわけだけど、同時に不安感も付きまとう!
出来ればこのあともスーパーヒーローとして元気に活躍して欲しいし、オールマイトの体調が気になって仕方がない!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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