話は少しさかのぼり「個性を壊すクスリ」について考察していこう。
これは死穢八斎会編のテーマとなりながらも、ホークスが登場した最新話以降のやり取りの中でも非常に重要な意味を持つ要素だと思う。
特に以降はこの薬をヴィラン連合が扱うことになってくるだろうしね、しっかり覚えておかないと!
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個性を壊すクスリについて思うこと、一筋縄ではいかない恐ろしさ!
死穢八斎会編でのテーマに密接に関わっている「個性を壊すクスリ」の恐ろしさ。
これ単体をピックアップすれば「ヴィランがヒーローを苦しめるために使う武器」くらいの側面しか見えてこない。
しかし扱う人間次第では“その先”が用意されているのがこのクスリの恐ろしいところだ。
僕のヒーローアカデミア15巻より引用 死穢八斎会が「個性を壊すクスリ」に関与していることが指摘された場面
◯【僕のヒーローアカデミア】治崎廻(ちさきかい)オーバーホールの強さと個性「破壊と再生」考察、死穢八斎會の若頭![ヒロアカ]
上記のカットは八斎會編の中でもインパクトの強い一幕だったと思う。
ある日、個性が生まれたことによってヴィランのような無法者が世に現れたのと時を同じくして、そんな無法者から人々を守るヒーローという存在が現れた。
そして“個性”があることが当然の社会になった今、ヒーローを志す者にとって“個性というファクター”は、ある意味「夢への足がかり」でもあるんだ。
そんな夢への足がかりを、薬品ひとつで破壊することがができるこのクスリ。
環に打ち込まれたものは不完全ですぐに回復したようだからよかったけど、やがて完成品が出回る可能性があるかと思うとゾッとする部分がある!
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治崎のやろうとしていたこと、していたこと!
この薬品の生成に関与していた重要人物、治崎。
彼の狙いに関しては以前にも触れたけど、非常に恐ろしいものだったと思う。
その根拠となっているのが以下のカットだよね。
僕のヒーローアカデミア18巻より引用 治崎の狙いが明らかにされた場面!
上記の2点をしっかりと理解した上で、社会をそういった方向へと誘導する。
それだけの知性を持っているのが治崎という人物で、この狙いが一度成し遂げられてしまったら、個性にまつわるあらゆることが治崎の支配下に収まってしまう。
壮大なプロジェクトではあるものの現実性はあり、非常に恐ろしい狙いだといえるだろう!
また、そのクスリの作り方も非常に身の毛もよだつオゾましさを孕んでいるものだった!
僕のヒーローアカデミア15巻より引用 クスリの作り方も非常に身の毛もよだつオゾましさを孕んでいるものだった!
上記の表現はおそらくながら「少しマイルドにしてこのレベル」って感じなんじゃないだろうか。
ここは言い方次第では色々と恐ろしい表現ができる場面だけど、それをやってしまったらちょっとヤバいことになりそうなレベル。
そういった点を考慮して、あえてこの水準にしているような印象を受けたカットだったかもしれない。
どちらにしても治崎の取った行動の恐ろしさはかなりのもので、単純な残酷行為をひと周りもふた周りも上回るものだったように感じるかも。
治崎は一旦敗北し、薬品はヴィラン連合に渡ってしまったけど、さてこれからこの「個性を壊すクスリ」がどうなっていくのか。
もし死柄木にコネクションがあれば、薬品の母体(原本)から細胞を複製し、再び量産を狙っていく…みたいなことも可能なので、警戒していかなくてはならないところだね!
脳無ハイエンドも「誰が作ったのか不明」なところがあるし、ヴィラン連合の背後にはまだまだ大きな闇がバックアップしているような予感がする!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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