【僕のヒーローアカデミア】工事現場の攻防「雄英入ってみた」デクを素直に応援しきれない理由！

たまに「恋愛系入ってるエピソードが好きなんですか？」って聞かれるけど、正直いってこれはNO！

ワンピースのサンジ＆プリン、ヒロアカのジェントル＆ラブラバの話に食いつきまくってしまってるのはな何かっていうと「感情描写がリアルで共感できまくるから！」って感じ。

バトワンは恋愛エピソードだからじゃなく、感情描写が生々しいのが好きなんだよね！

伏線のスゴさ＆知的かどうかも実は二の次（そりゃあったほうが面白いけど！）で、バトワンとしてはとにかく「人間ドラマを重視して見ている！」って感じ！

そんな前提を踏まえると、今回の攻防も正直デクを素直に応援しにくい部分が…！

工事現場の攻防「雄英入ってみた」デクを素直に応援しきれない理由！

これは良い意味で「堀越先生ぃぃ、なんてことをしてくれたんだ〜〜！！」なんて思う部分でもあったりする。

雄英文化祭を楽しみにするみんな（発目明、波動ねじれ、耳郎。やる気を出してくれた爆豪も！）の顔を思い出すと、デクを応援しないわけにはいかないんだ。

でも、それでもデクを全面的に応援できないのは、ジェントル＆ラブラバが好きだから！

以下、ラブラバに対するジェントルの対応が本当にね…。読み返して泣けるレベル！

ラブラバの目の周りにクマが出来た理由は「過去の失恋」なんだけど…。

僕のヒーローアカデミア178話より引用　ラブラバの目の周りにクマが出来た理由！

失恋をきっかけにパソコンにかじりつくようになった彼女。

そんな中で出会った一筋の光がジェントルだったわけだね！

当時の彼女は彼女なりに、あの時のつらい経験が脳裏によぎったと思うけど…それでも勇気を出して会いに行ったんだ。

相変わらず不器用なところはあったけど、それでもよく一歩を踏み出したと思うよ！

僕のヒーローアカデミア178話より引用　目のクマを気にするラブラバ！

「気味悪がられないかしら」と目の下のクマを気にするラブラバ。

得意のパソコンで住所を割り出して突然ジェントルの元を訪れる…みたいな行動のほうが一般的にはコワがられると思うんだけど、ラブラバとしてはやっぱ女の子だし、どっちかというと目の下のクマのほうに意識がいっちゃったみたいだね…！

この辺りの表現もとてもリアル。

さらに、そんな彼女に対するジェントルの振る舞いが最高すぎた！！

もともとパソコン作業なんて苦手だったジェントル。

ラブラバが訪ねてきた時は驚いたようだったけど、彼は生来の気質からか、彼女を暖かく紳士的に迎え入れた！

このことがラブラバの心を大きく開かせたことは間違いないだろう！

僕のヒーローアカデミア178話より引用　ジェントルはラブラバを暖かく紳士的に迎え入れた！

年齢的にはかなり離れているように見える2人だけど、だからこそジェントルの包容力が際立つ印象。

上記カットはジェントルの大人らしい落ち着きぶりや、年齢的にハイテクが苦手であろうということ（そしてその苦手をラブラバがケアしている！）などが詰め込まれた、本当に良いカットだと思った。

恋愛うんぬん抜きにして、2人が互いを必要としていることがよくわかった場面。

でダメ押しで以下のカット！くぅ〜！！

僕のヒーローアカデミア178話より引用　ジェントルのクマはマーカーで描かれたもの！

そう、ジェントルの目の下のクマは「クマを気にするラブラバを想って、自らマーカーで書き足したもの」なんだよね！

こんなシーンを見せられたら、ジェントルを好きにならずにはいられないじゃないかぁぁー！！

ジェントルが死柄木や治崎のようなタイプのヴィランだったら、こんなに心揺さぶられることもなくデクを応援できただろう。

でも…いいヤツじゃないかめっちゃ…！

あぁ、これからどうなるんだろ？

出来ればジェントルには怪盗紳士として今後も長く活躍し、微妙な犯罪（誰も傷つかないような）を繰り返しながらデク達とおいかけっこを続けて欲しい気もするけど…。

うーん、以降の彼らの活躍がどうなるか…。

ヴィラン側に気持ちを寄せて手に汗握る経験がやってきそうで、今までとは全く違ったハラハラ感の足音を感じるかも！！